補助の取消

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後見・保佐・補助の後見3類型のうち補助というのはもっとも軽いものになります。


感覚的には「ちょっとした物忘れ」という程度でも、「精神上の障害により事理を弁識する能力が不十分」(民法15条1項)の開始要件に該当することになります。


そして、補助が開始されるためには本人の同意が必要条件となっており、本人が反対した場合は補助は開始されません。


そのうえで、いったん開始された補助について、あとから本人が「やはり止めたい」と思った場合、補助は取り消されるのでしょうか?


補助という類型が本人の意思を尊重して開始されている以上、その段階でまだ補助相当の状態であるのであれば、本人がもう止めたいといっている以上、取り消してあげてもよさそうですが、いったん開始された以上は、本人の同意は手続きを継続させるための要件ではないので、あくまでも、本人の能力が回復し、補助の必要がなくなったときでなければ取り消してもらうことはできません。


そして、補助の場合「ちょっとした物忘れ」程度で開始されているので、なかなか取り消してもらうということはむつかしいということになります。




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