http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160226/k10010423011000.html




25日、大阪・梅田の交差点で乗用車が歩行者を次々にはねて、歩行者と、運転していた男性の2人が死亡、1人が意識不明の重体になっている事故で、警察が男性の遺体を司法解剖したところ、死因は心臓の近くの太い血管が裂ける「大動脈解離」による突発性の心疾患だったとみられることが分かりました。(2月26日付NHKニュースウェブから一部引用)。


一報を聞いたときは、秋葉原の通り魔事件のような故意による事件かもしれないと思いましたが、運転者の突発的な病気による、防ぐに防ぎきれなかったともいえるような事故であったようです。



とはいえ、巻き込まれて亡くなったり重篤な怪我を負ったりした歩行者や遺族にとってみれば、怒りや悲しみをどこにぶつけたらよいのか分からない、やるせない事故だと思います。



運転中に病気で意識を失ってしまい起こる事故というのは時折発生しています。



運転者(亡くなってしまっているわけですが)の刑事責任という点でいえば、運転者がどれくらい前から体調が悪かったのか、そのことを認識できていたのか、といったことが問題となると思いますが、日ごろの体調管理が甘かったという程度では「運転を差し控えるべき義務」があったとまでは言えず、その責任を問うことは難しいように思います。
民事責任については、自賠責や加入していた任意保険による対応となり、被害者に対して十分に賠償がなされてほしいと思います。



それにしても、私も中年の域に達しており、自分ではまだまだ大丈夫と思っていても、客観的には無理も利かなくなってきているということも踏まえてきちんと体調管理しなければならないものだと改めて思いました。






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