http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160225/k10010421171000.html


アメリカでは去年12月に起きたテロ事件を捜査しているFBI=連邦捜査局が、死亡した容疑者が使っていたアップルのスマートフォンのロック機能を解除するため、アップルに協力を求めたものの拒否され、捜査目的の情報収集と個人情報の保護を巡る議論が高まっています。
この問題で、去年9月以降、テロ事件とは関わりがない12件の捜査について司法当局が裁判所を通じて、アップルにロック機能の解除に協力するよう命じていたことが裁判所の資料で明らかになりました。
このうちの1件では、麻薬取締局がニューヨークの麻薬密売の捜査で入手した、スマートフォンのロック機能の解除を求めています。アップル側は、いずれの件でも異議を唱えるなどして協力していないとしていますが、司法省は「アップルは法的な手続きをとらず、命令を無視している」として対応を批判しています。
(2月25日付NHKニュースウェブから一部引用)。


ニュースを聞いたときの感想としては,これが日本だったら,一企業が今回のアップのように当局(お上)相手に戦うようなことはしていないだろうし,令状持って押さえに来たら「いいお墨付きがもらえてよかった」くらいにしか考えないだろうなと思いました。
空気を読まないで権力と対峙すること,また,(今回の件でアップルがアメリカ国民の支持を得ているのかどうかは分りませんが)争うこと自体は当然の権利として受け入れる社会的な土壌があるというのがアメリカらしいなとも思いました。



もっとも,今回の件は,個別の案件で司法審査を経て手続が取られたとのことのようなので,包括的に個人情報にフリーにアクセスさせるというものではないのであれば,アップルの対応はあまり支持を得られないようにも思われます。



また,アップルとしてもどこまで本気なのか,企業イメージとして争う姿勢を見せながら落としどころを探っているというところなのかもしれません。




なお,私自身は,喰わず嫌いでアップル製品は使っていないです。





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