http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160214/k10010408571000.html


裁判所への出頭を求める不審なメールが送りつけられる事案が相次いでいることから、最高裁判所は何者かがウイルスなどを仕掛けたメールを送っている可能性があるとみて、添付ファイルを開かないよう注意を呼びかけています。
最高裁判所によりますと、今月に入って「最高裁判所の書記官を名乗る人物から不審なメールが届いた」という問い合わせが相次いで寄せられているということです。
メールには、「あなたは2月20日に裁判に来訪しなければなりません」などと書かれ、さらに、メールに添付されたファイルを開くよう促す注意書きも添えられているということです。
裁判所がメールで出頭を求めることはないということで、最高裁は何者かがウイルスなどを仕掛けたメールを送っている可能性があるとみています。
(2月14日付NHKニュースウェブから一部引用)。


記事にもあるように,裁判所から期日への出席をメールで求めるということはありません(期日呼出状という書面が送られてきます。)。



完全におかしなメールだと思うので注意してください。



なお,裁判所とのやり取りでメールを使うことがないのかといえば,そういうわけでもなく,事案によっては,裁判所から,当事者がそれまで提出した書面を添付して送ってくれと言われることがあります。何に使うのかといえば,それをコピー&ペーストして,判決文に切り貼りして使ったりします。

また,私は手がけませんが,医療事件などでは,大部になりがちな書面のやり取りを裁判所も含めてメールで行うということもあるようです。



「最高裁からのメール」ということで気構えしてしまうというのは,権威に弱い日本人の特性を付いているのかもしれませんが,よく考えたら,修習生の時にわざわざ「最高裁判所 司法修習生 ●●地方裁判所配属」と刷られた名刺を持って配って悦に浸っていたりしていたのも似たような心もちなのかもしれません。

私自身も司法試験に合格した後,司法研修所に提出した書類の件で「最高裁の人事課の●●ですが・・・」ということで電話がかかってきて,用件としては記載上の簡単な確認に過ぎなかったのですが,肩書を名乗られただけで緊張してしまった経験があります。



自分だけは大丈夫と過信しないようにしないといけませんね。



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