http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160116/k10010373711000.html



15日、長野県軽井沢町のバイパスでスキー客を乗せたバスが道路から転落し、乗員2人を含む14人が死亡、2人が重体になっている事故で、警察は16日朝、ツアーを企画した会社を過失運転致死傷の疑いで捜索し、押収した資料をもとにバスの運行や安全管理などに問題がなかったか調べを進めることにしています。
(1月16日付NHKニュースウェブから一部引用)。


大変な事故であり、事故が起こった時間帯からすると、多くの被害者は眠りについていたと思われ、何が起きたのかも分からずに一瞬にして命を奪われたと思うと、胸が痛みます。



また、数年前の信越道でのバス事故の際と同じように、事故の遠因について、安さ優先による安全軽視ではないかという見方も出ており、それはそれとしてきちんと調べなければならないことではあると思います。



ただ、もともとバスというものが、運転手一人に多くの乗客の命を預けるという乗り物である以上、どんなに管理を徹底したとしても、一度出発してしまった以上は、突発的な運転手の体調の異常により事故が発生するというリスクは、内在しているように思います。

とりわけ、今回のような長距離の運行となるとその危険性が増すように思います。



今回の事故の直接の原因についてはまだ未解明ですが、直前の蛇行運転などの状況からすると、運転手に何らかの体調の異変が起こった可能性も高いように思われますが、予備の運転手がいたとしてもずっと張り付いているわけではない以上、そのようなケースではどうしようもありません。



現在なされている規制に加えて、どのような解決策があるのか良く分からないところもありますが、現在、自動運転技術の進歩がされているところでもあり、少なくとも、ハンドルや走行の状態、状況などから異常な運転であると感知した場合には走行の制御が働く、又は車内にブザーが鳴り響いて乗員乗客に危険を知らせるような装置については、完全の自動運転技術よりも先行してなるべく早く実用化して、少なくとも長距離バスには設置を義務付けるなどの対策が取れないものかと思います。




私も学生の頃は長距離バスを利用したことがありますが、今のところ、乗客の被害者がすべて大学生ということであり、とりわけ学生などの若い人たちにとっては、安さを売りにするバス旅行というものを利用せざるを得ない側面もあり、安全対策のコストとのバランスというのは難しいところはあるとは思いますが、今の段階ででき得ることについてきちんと検討すべきだと思います。







■ランキングに参加中です。

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村



■着手金の簡易見積フォーム
(弁護士江木大輔の法務ページに移動します。)


■弁護士江木大輔の法務ページに移動します。