http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2015/12/1208.html



顧客との信頼関係に基づく日本独特の予約システムが直前の大量キャンセルを招いていると言います。
海外のホテルでは、予約の段階で、客にクレジットカードの番号を登録させたり、一定額を前払いさせたりするケースが主流です。
しかし日本のホテルでは、そこまで求めることはほとんどありません。
さらに、キャンセル料金が発生する期間も、海外は1週間ほど前からなのに対して、日本は前日や2日前が多いのです。
直前のキャンセルは、日本の商取引の常識からは外れていますが、海外流のやり方にあわせざるを得ないと言います。(12月8日付NHKニュースおはよう日本から一部引用)。



今年の流行語大賞は民泊でもよいのではないかと思うくらい,最近よく聞く言葉ですが,背景として外国人客の急増によるホテルの部屋不足ということが挙げられています。




私も,仕事がら,地方に出張することも多いのですが,直前になって出張が決まり,ホテルを取ろうと思ったら空きがないということであたふたして,多少不便な地域のホテルに振り替えたりしたことがあります。




また,別の記事で金沢でのホテル不足のニュースを見たことがあるのですが,北陸新幹線で便利になった金沢に泊まろうとしたところ,ビジネスホテルが一泊3万円超となっており(勿論私一人のシングルルームです),これはさすがに無理と思い,高岡とか七尾などひどく離れた地域のホテルを探さざるを得なかったことがありました。




記事では,予約が取れないのに,直前になって大量のキャンセルがされるという現象について解説されていますが,外国からの宿泊客確保のために,とりあえず大量の仮予約だけしておき,人数が確定したり別のホテルが取りたりするなどした後で,大量のキャンセルが発生するという,主に海外からの顧客層の需要を満たすための予約操作がされているという実体が取り上げられています。




私は,ホテル業界の慣行とか仕事の内容について興味があり,たまに本を買ったりして読んだりしているのですが,予約したのに現れない客(ノーショウ)とか逆に予約していないのに予約したはずだと言って現れるオバケといった,予約にまつわる現象については,ホテル業界では昔から頭を悩ませていたようです。




ホテル業界にもそれなりの知識や経験の蓄積があり,主に国内の顧客層だけを対象にしていた時代であれば,それで対処することが出来ていたのでしょうが,海外流のドライなやり方に応じていくためには,記事にある通り,予約時にクレジットカードの登録をさせるなどの何らかの担保措置が必要にならざるを得ないように思います。




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