http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2015_1207.html



生活はギリギリで貯金をする余裕はないといいます。
男性がフリーターになったのは、大学時代の就職活動につまずいたのがきっかけでした。都内の有名大学に通っていましたが、就職活動を行ったのはITバブル崩壊で“氷河期”と言われた2001年。希望する会社から内定をもらうことはできなかったといいます。その後、引っ越しやビラ配りなどのアルバイトをして生活し、これまで正社員として働いた経験は一度もありません。
最近、長年交際していた女性とも別れることになり、男性はこうした生活から抜け出そうと正社員での就職を目指しています。しかし、40歳を前にして、アルバイトの経験しかないことが高い壁になっていると感じています。
男性は「学生時代は、将来、会社に勤めて家庭を築いていると自分の姿を思い浮かべていたが、こうした生活になるとは想像してもいませんでした。正社員になりたくても、年齢や経歴がハードルになってきて、このまま年を取ったらどうなるのか、とても不安です」と話していました。(12月7日付NHKニュースウェブから一部引用)。



これまでの人生を振り返ってみると,私も,その場その場で選択した道や人との出会いや運のめぐり合わせがたまたま良かったことから,とりあえず今のところはそれなりの生活が出来ているというところです。




私が大学に入った頃はバブルも崩壊していましたが,一応早稲田ということもあって,3年生頃になると,当時どんな名簿が流れていたのか知りませんが(今から考えると個人情報保護も何もあったものではないと思いますが),郵便で,実家に宛てて有名な企業から募集案内が来ていたようです(その当時は実家に寄りついてなかったので現物は見ていないのですが)。長銀とか興銀といったその後倒産したものの,当時は潰れるなどとは誰も思っていなかったような会社からのものもあり,そのままそこに就職していたら(就職できていたのかも怪しいですが)その後の人生どうなったのだろうかと考えることが今でもあります。




企業で働く自分がイメージできなかったことから(に加えて,就職活動をするのが面倒だったというあまりに軽い気持ちで),この世界に飛び込んだものの,私が司法試験に合格した2000年(平成12年)には既に司法制度改革の波が忍び寄っており,あと何年も受かっていなかったら,ロースクールに入り直すだけの気力も金もなく,果たしてどうなっていたのであろうかと考えると,今でも背筋が凍るような思いがします。




そう考えると,記事にあるような,有名大学を出て,ITバブル崩壊,就職氷河期の中で就職ができずにそのままフリーターとなってしまったという男性のことが他人事のようにはとても思えません。




私の場合,その時点での感覚で人生の選択をしてきたようなところが多かったように思いますが,それでも,自分なりの考え方や嗅覚のようなもので,自分に合っているほうの道を選択してきたように思います。

弁護士になるに当たっての就職活動においても,自分には四大や外資系のようなところは絶対に向いていないという,根拠不明の確信のようなものがあり,

感覚に従って就職し,現在に至っています。




これからの人生がどうなるかについては分らないところですが,あまり先々の事を心配しても仕方ないので,その都度の選択をして行くしかないだろうと思っています。





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