http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151124/k10010317751000.html



24日午後3時から神戸地方裁判所で初公判が開かれましたが、野々村元議員は開廷の時間になっても法廷に現れず、弁護士が「精神的に不安定になっていて、きょうの裁判は欠席させてほしいと本人からけさメールで連絡があった」と説明しました。これを受けて佐茂剛裁判長は、予定されていた審理を延期するとともに、検察や弁護士との協議の結果、初公判を改めて開くことを決めました。野々村元議員は去年、涙を流して政務活動費の支出の正当性を訴える記者会見を開いて批判が高まり、その後、県議会議員を辞職しています(本日付NHKニュースウェブから一部引用)。



私の経験としては刑事事件の被告人で在宅又は保釈中の被告人で公判に欠席したという人は今までいませんでした。

一度だけ,破産免責の審尋で破産者が当日になって病気になったということで来られなかったことがありましたが,弁護士にとっては予定されている期日に必要とされる人が来ないというのは相当嫌なものです。




あれだけの恥ずかしい会見をやってしまったので,穴があったら入りたいような恥ずかしい気持ちになり,裁判所のようなところでさらし者になりたくはないというのも分かりますが,またしても普通の人であれば絶対にやらないようなことをしてしまったわけで,ますますこじらせてしまい,どんどんドツボにはまってしまっています。




映像を見る限り,弁護人席には2人の弁護人が着席しているようですので,今回の弁護人は私選弁護人だと思いますが(今回程度の事件で国選弁護人が複数選任されることはないため),私選ですと,こういう失態があると弁護士まで白い目で見られるので(同情されない),弁護士としても穴があったら入りたいというみじめな気持になります。国選ならいいのかと言われそうですが,その辺りはやはり,アトランダムに割り当てられた国選弁護人と被告人との個人的な信頼関係で選任された私選とでは見られる目も違ってきます。




閉廷後,検察官と弁護人が裁判官室に集められたということですが,裁判所からは「どうなっとるんや,コラ」と問い詰められたものと推測されます。




報道もされている通り,裁判所からの召喚をあまりに無視していると勾引という手続を取られて強制的に引っ張って来られるということにもなりかねませんし,どうあがいても裁判所に行かないで済むということにはなりませんから,覚悟を決めて,淡々と進めていくようにするしかないものと思います。




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