判決内容を知る方法

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手続が進んで判決を待つだけとなれば,気になるのは判決内容です。

聞かなくても結論が分かるというケースもありますが,そうではない場合は不安と期待が交錯しながら判決を待つといことになります。




刑事事件の場合は,弁護人として判決宣告期日に出頭しますので,その場で判決内容が告知されます。ちなみに,刑事事件においては検察官の立ち会いは必要ですが,弁護人の立会いは不要とされているので(判例),弁護人が出席しなくても判決宣告は可能ですが,よほどのことがない限りは弁護人が立ち会っているのが普通です。

論告弁論期日の後,判決宣告期日を入れる際に,弁護人の予定がなかなか合わないとそれだけ被告人にとっては不安定な立場におかれますので(勾留されていれば身柄拘束も長引く),弁護人によっては「弁護人の立会いなしでも結構です」と言ったりする人もいるのですが,裁判所としては,あくまでも弁護人の立会いができる期日に判決宣告期日を指定するはずです。




民事事件の場合には,良く知られている通り,判決言渡し期日には当事者や代理人が出席する必要はありませんので,多くの場合,判決言渡し期日の法廷には誰もいない法廷で裁判官が主文だけを次々と読み上げていくというシュールな光景があります。

もちろん,判決言渡し期日に出席することももちろんできますし,実際に出席するという場合もありますが。




法廷で判決言渡しを聞かなかった場合には,判決言渡後,その日のうちに電話をかけると結果を教えてくれます。

しかし,往々にして,判決言渡し後の法廷では,そのまま長い証人尋問などの手続に入ってしまうことがあり,担当書記官が判決言渡しのあった事件の記録(判決文)を手元にもったままその法廷に釘付けになってしまうと,法廷に電話を繋いで貰うわけにはゆかないので,担当部の事務宛てに電話をしても判決文(当事者交付用の正本も含めて)が手元になく,内容が分らないということになります。

気になる判決の場合には,言渡しの前日にでも書記官に電話をして内容を知らせてもらえるように打ち合わせしておいた方が良いということになります。



判決文は,言い渡しの後すぐに貰うことができますが,郵便で送ってもらう場合と直接裁判所の窓口カウンターで受け取る場合とがあります。言渡しの翌日にでも直接受け取ろうと思っていたのに,言渡しの当日の夕方に速攻で郵便に出されてしまっていて,判決理由などを知るタイミングがワンテンポ遅れるということもあります。判決文を受け取る方法についても事前に書記官に連絡しておいた方がよさそうです。






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