http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150924/k10010245881000.html



民主党の岡田代表と連合の古賀会長が会談し、岡田代表は共産党が安全保障関連法の廃止を目指し、ほかの野党に来年の参議院選挙などで選挙協力を呼びかける方針を示したことを受けて、25日にも共産党の志位委員長と会談し、共産党の方針を直接確認したいという考えを示しました。(本日付NHKニュースウェブから一部引用)。



共産党が独自路線を取ることによって反自民票が分散し,結果として自民党が漁夫の利を得てきたという側面は確かにあると思うので,自民党としても見逃せない動きなのではないかと思います。仮に共産党を加えた選挙協力という話しが進展するようであれば,自民党側からの赤狩りのような強烈な「レッテル貼り」が行われるのではないかと思います。



貧富の差が拡大する中では共産主義的な考え方が一定のシンパシ―を得るということも否定はできないものの,共産主義が結局のところ権力の一極集中を生み理念とはかけ離れた悲惨な社会状況を生みだしたという歴史やそれを体現したソ連という国家の存在を一応は知っている者としては(日本共産党はそれらとは別ものという建前であったかと思いますが),選挙でおいそれと「共産党」とは書けないものです。



しかし,最近では「共産党」ということで敬遠するという,特に若者は減っているでしょうし,自民党には入れたくないがほかに入れるところがないという層も確実に増えていると思いますから,安保法制や反原発といった政策に一点集中した上で選挙協力するということであれば,それなりに支持が広まるように思います。



もっとも,投票した人の深層の思惑はバラバラで,積極的な共産党支持者もいれば,あまり深く考えずに投票する人,心の中で天皇陛下にお詫びしながら泣く泣く共産党(又は共産党が選挙協力している政党や候補者)と書く人までさまざまでしょうから,仮に共産党が協力したうえで,政権なり政局のキャスティングボードを取ったら取ったで,それぞれの各思惑が吹き出して,野党お得意の空中分解による迷走が始まるであろうことは,民主党政権時に経験したところであり,あれはもうこりごりという気がします。



ここのところ針子の振れが極端になりすぎており,やはり,一人しか当選できないという小選挙区制の弊害が如実に現れてきているように思います。



■ランキングに参加中です。

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村



■着手金の簡易見積フォーム
(弁護士江木大輔の法務ページに移動します。)


■弁護士江木大輔の法務ページに移動します。