http://news.ameba.jp/hl/20150817-515/



まず、遺産相続が上手くいったかどうかを質問したところ、スムーズに行えたという人は全体の約7割ほど。つまり約3割の人が、遺産相続の際に何かしらの不都合を感じたということが言える。中には「大きな問題が生じて大変だったが、手続きを終えた」「問題が生じてまだ手続きを終えられていない」といった声も挙がっていることが分かった(8月17日付アメーバーニュースから一部引用)。


相続事件といっても様々ですが,被相続人が亡くなり,法定相続人が兄弟姉妹や場合によってはその子供たち(被相続人から見ると甥姪)というケースですと,被相続人との関係で濃淡があり,お互いにあったこともほとんどないということもあるため,相続人全員から関係書類(実印を押印した書類や印鑑証明書など)を取得するのに手間がかかる,そもそも,相続人が誰であるのかを調べるのが古い戸籍を手繰っていかなければならず大変ということで,なかなか手続が進まないということがあります。




相続人が,残された配偶者と子どもという関係であっても,つまらないことから,うまく進まなくなってしまうこともあります。何年も前から不仲ということもありますが,それまでは仲が良かった兄弟が,相続発生のふとしたきっかけで関係が悪化してしまうということもあります。




例えば,生前の被相続人の通帳を管理していた相続人が通帳を見せようとせず,他の相続人が「信用できない」と言いだし,「俺のことが信用できないのか」という応酬が始まって,その後口も利かなくなるような関係になり家裁の遺産分割調停になだれ込むというのはよくあるケースです。このような場合,調停手続の中で通帳が開示され,確認してみたところ,何のことはなく,最初から見せていればすんなりまとまっていたのにと思うことも珍しくありません。




「死して美田を遺さず」というのは西郷隆盛のことばのようですが,いちばんよいのは,財産を使い切って,葬儀費用だけ残して死ぬことですね,というのは多くのお年寄りが仰ることではありますがなかなかそうはゆかないというのが現実です。






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