http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150629/k10010131501000.html



下村文部科学大臣は東京オリンピック・パラリンピックの関係団体が集まった会議で、大会のメインスタジアムになる国立競技場の改築について、2019年5月末の完成を目指すとしたうえで、改築費は当初の予定よりおよそ900億円高い2520億円とする方針を示しました。下村大臣は記者団に対し「この時点でのデザインの大幅な変更は、東京オリンピックなどの開催に間に合わないことや、大会招致の時に新国立競技場も大きなセールスポイントとして訴えた経緯のなかで、2520億円になった。今後、200億円程度は民間の協力を頂いて、国費の負担を抑える工夫をしていきたい」と述べました。

(6月29日付配信のNHKウェブニュースから引用)。



オリンピックの開催が東京に決定された理由としては,開催間近になっても準備が進まないことが報じられたロシア(ソチ)やブラジル(リオ)の状況を見て,「日本ならきちんとやってくれるだろう」という信頼も一つの理由としてあったと思うのですが,この迷走ぶりを見ると,国としての信頼が失われていくようで,非常に恥ずかしいし残念な気がします。



そもそもコンパクトな開催を売りにしていたはずの東京オリンピックであるのに,訳の分からない,競技とは何の関係もないデザインの屋根を作るためだけに大幅な増工費用が発生するというのはとても理解できない話です。

もともとの議論にもありましたが,あのデザインは,神宮周辺の景観と全くマッチしていないように思います。



オリンピックまでまだ5年とはいえ,早く着工しないと競技場の完成も危ぶまれる状況のようですが,工事期間中には,図面の変更,資材や人件費の高騰,また,あってはならないこととはいえ労災事故などの不測の事態が発生することも多々あるものと思われ,シンプルイズベストで決めておくべきであったのにと,いまさらながら思います。




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