官報の公告

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会社法などでは,総会や決算,解散(清算)などの手続の際に官報への公告が義務付けられていることがあります。

また,相続財産管理人をしていると,①選任②債権者・受遺者への請求催告③相続権の主張の3段階で官報の公告が求められます。このうち①と③は裁判所の方でやってくれます。



私は,自分ではあまり官報公告の手続というのをやったことはなかったのですが,このたび,立て続けに,会社の解散や相続財産管理人の業務で官報公告をする必要が生じたため,手続を行いました。



やってみると,実に簡単で,官報販売所という取次店のホームページを見ると,自分が必要としている公告の種類やひな形などが掲載されているので,それを見ながら必要事項を書き込んで申し込むだけです。

また,相続財産管理人の場合,最初の選任の公告は家裁がやってくれるのですが,その後,そのことを把握しているようで,わざわざ,官報販売所の方から申し込み案内の通知が来ますので,こちらについてもそれを見ながら申し込んでいけばよいだけでした。




なお,「官報販売所」とは何やらお役所的に聞こえ,お仕事もお役所仕事なのかとやや心配してしまいましたが,実際にはとても親切で,申し込んだ後は翌日にはすぐに確認の連絡をしてくれて,掲載予定日などについても教えてくれました。



また,会社の解散公告では,事情があり,旧商法の適用がされる案件だったのですが,旧商法の下では,1回の公告で済む現在の会社法の規定とは異なり,会社の解散のためには3回も公告をしなければならず,その点についても親切に指摘してくれて,ひな形も送ってきてくれました。




官報というのは普通の人はまず見ることもありませんが,不動産業者や動産などの買取業者,さらには税務署もきちんと見ていて,いろいろな情報を収集しているようです。



官報に載ると,すぐに,業者から案内のファクスが流れてきたりします。




ちなみに,弁護士バッジを紛失した場合にも官報に記載がされるのですが,以前,なんの気なしに官報を見ていたら,知り合いの弁護士のバッジ紛失公告が載っているのを見つけて,その後たまたま会った際に,冗談交じりに指摘したところ,「何で知ってるの!?」とものすごくびっくりしていました。

見られていないようで見られてるというところでしょうか。






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