弁護士とテレビ出演

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今日,弁護士が取材のために詐欺の被害者を紹介してほしいとテレビ局に頼まれて,自分の知人に詐欺の被害者のふりをしてほしいと頼んでいたことが明るみに出たというニュースが報じられていました。




最近は弁護士がテレビに出るということなど珍しくもなくなりましたね。




弁護士のテレビ出演がまだ珍しかったころは,(今もそうかもしれませんが)元検事の肩書を持った弁護士先生が多かったように思うし,オウム事件の頃はヤメ検系に加えて,たくさんの弁護士がテレビに露出するようになったという記憶です(加害者,被害者双方の立場で刑事事件の当事者となってしまった弁護士も出てしまいましたが。。弁護人としてもユニークな方が登場していましたね)。ただ,オウムの頃はそれでもまだ「法律専門家」としての枠を超えてはいなかったと思います。




大阪の橋下市長がテレビ出演した後になったあたりから,弁護士がタレント化してしまい,単なるコメンテーターという立場から変質していったように思います。別にそれが悪いとは言いませんが,弁護士は一種のイメージ産業的なところがありますので,特殊な型破り弁護士が出てしまうと,他の多くの弁護士も色眼鏡で見られて迷惑をこうむりかねないということろはありますね。。




弁護士のテレビ出演が少なかったころは,自分の宣伝という意識はあまりなかったのではないかと思いますが,最近は,弁護士業界も大変なので,テレビに出ることで自分の宣伝になるということが大きな目的の一つになっていることもあるように思います。




そもそもどんなつてでテレビに出るようになるのかということですが,勿論,テレビ局や弁護士同士の人的なつながりで出演している弁護士も多いとは思いますが,実はなんのつながりもない私のところにもテレビに出てみないかという電話がかかってきたことがあります。




一つは,「××局(大手民放)の者ですが・・・」と名乗り,テレビ出演してほしいということでしたが(どんな内容なのかまでは聞きませんでしたが),興味がなかったので断りました。

「どうして私に電話してきたのですか」と聞いたら,「いや,適当に検索して・・」とか言っていたので,本当にテレビ局関連の人だったのかどうかは分りませんが,意外とテキトーなんだなと思ったりしました。ここで出演していたら人生変わったのかな。




また,最近は「テレビ出演のためのPR会社ですが・・・」とかいって電話がありましたが,どうやらテレビ出演をするためにテレビ局と交渉する会社ということのようでした。なんだか逆にお金を取られそうなので,速攻で電話を切ってしまいました。





テレビ局に限らず新聞,雑誌などのマスコミさんたちは「とりあえず当たって砕けろ」みたいな取材文化があるのか,「ブログを見ました」とか言って原稿の執筆依頼とかが突然あったりします。

私ももともとマスコミ志望だったこともあり(というか,とりあえず将来の志望を聞かれたら「マスコミです」と答えとけみたいな学部でしたので),割とこういった依頼には好意的です。

何の面識もないのに「今週中にこの原稿を法的にチェックしてもらえないか」とかいう法律系の雑誌からの依頼があったりして,1回目までは騙されようと思って引き受けたりしたことがあります(たまたま暇だったということもあり)。でもノーギャラで2回目はないよ。




まあ,変なことで意に反したテレビ出演とならないように気を引き締めて頑張りたいと思います。






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