弁護士は業務によっていろいろな先にさまざまな書類を送付します。




相手方に対する内容証明,裁判所への訴状といったものから,執筆依頼された原稿といった類のものまでさまざまです。




さすがに,内容証明や訴状を「とりあえず出す」というわけにはゆきませんが,書類の中には,アレコレ考えないでとっとと出してしまった方が良いものもあります。



例えば,成年後見や相続の件などで,銀行や証券会社,保険会社に成年後見や相続の届出をする,保険金の請求をするということがあるのですが,どのような書けばよいのか訳が分からない場合があります。

例えば,相続が発生して,本人が相続人となった場合に成年後見人として相続届を出すという場合に,住所欄には本人の住所を書けばよいのか,成年後見人の住所を書けばよいのか(印鑑証明書は成年後見人のものを提出するので)といったことから,「本人欄」にはすべて「成年後見人」という肩書を付けて自分の名前を書けばよいのかといったことまで様々です。




せっかく肩書付きで一つ一つ丁寧に記載しても,「Aの欄」は本人の氏名のみでお願いしますが「Bの欄」は肩書付でお願いしますとか言われたり,そもそもどうしてそうなのかよく分らなかったりして混乱します。会社によっても書き方は様々です。




丁寧に「ここはこういうふうにして書いてください」と付箋などを付けて教えてくれるところもありますので,そういう場合にはそれに従って記載するだけです。




しかし,一切説明もなく書類だけ送って来るところもあります(特に,証券会社辺りが不親切な確率が高いように思います。保険会社は,例の不払い問題の影響なのか,ずいぶん丁寧親切になりました。)。




電話で問い合わせてもよいのですが,こういう不親切な書類を送ってくる相手なので,たいてい,電話での応答も緩慢です。




そこで,書類の内容によって検討は必要ですが,さっさと出してしまってよいと判断としたものについては,こちらの思うとおりに記載してとっとと出してしまいます。




そうすると,たいてい,向こうから「ココの記載はこう直してください」とか言って訂正個所を指示してくるので,それに応じて直した方が結果的に早かったりします。





似たようなものに,役所に対して提出する書類というのもあります。介護保険とか年金とか,弁護士としてはそれほど書きなれていない申請書類についても,どう書いてよいのかよく分らないものもあるのですが,とにかく出してしまえば,役所の方から何か言ってくるので,勿論,内容の確認は必要ですが,細かなつまらない記載事項でいちいち悩むくらいなら(内容に関わらない本当に些末なことが多い),早く出してしまった方が精神的にも楽なのです。









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