裁かれる自称ソマリア人としても「???」という感じでしょうね。


この件の被告人たちについては,家裁が少年審判ではなく刑事裁判が相当ということで逆送になったり,その年齢をめぐって争いとなり,一旦,地裁への起訴が不適法として,公訴棄却となったりと・・・手続的にも家裁と地裁を行ったり来たりということで,被告人たちにとっては何が何だかわからないでしょうね。


弁護人に対しては「俺たちは処刑(死刑)になるのか?」という質問は必ずしているのではないかと思いますが,日本では処刑はされないということを聞いて,安心しているでしょうね。


むかし,「ソマリアというのは,日本でいう戦国時代みたいなものなのだ」というたとえ話を聞いたことがありますが,人を殺傷することも,自動小銃を所持してぶっ放すこと,海賊行為をすることに対して全く抵抗感を持っていない人たちに対して,そもそも価値観が違うのですから,被告人を弾劾する検察としても,法道徳を説く裁判所としてもやりずらいだろうなあと思います。
このことは,この件に限らず,外国人の刑事事件に当たってはよく問題となることなのですが。。


検察官が「厳しい刑罰を科して、割に合わないことを実際に示すほかない」と論告したということですが,命を奪われる恐怖にさらされることなく,タダで,3度のごはんと寝場所が確保されている日本での拘禁生活の方が祖国に戻るよりもよっぽどまし,と考えているのかどうなのか,,被告人の思いを聞きたいものです。


執行猶予や実刑後の刑期満了になったとして,ソマリアまで連れて行って釈放するんでしょうかね,,,そっちの方が被告人たちにとっては酷なような気もします。




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