うなづくという行為

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次のようなニュースが報じられています。




【鳩山氏の今回の訪中が、中国側の宣伝に利用された側面は否めない。鳩山氏は大虐殺記念館を訪れた際、諸説ある南京事件の犠牲者を「30万人」と特定している記念碑での献花は見送っていたが、国営新華社通信は18日、「30万人」との記念館側の説明に鳩山氏が「うなずいた」と報じた。】(1月18日付読売新聞オンラインの記事から一部引用)




相手の言うことにうなづくという行為は、相手の主張に対する承認や好意を示したとして捉えられ、そのことが相手に利用されるリスクがあります。




私も、司法試験に合格した後入った研修所で、「相手の言葉にうなづいてはいけない」ということを言われた記憶があります。

確か、模擬の証人尋問か何かで、裁判官役の修習生が証人の証言にいちいちうなづいていたのを注意されたような記憶です。



うなづいてしまうと承認、好意ととらえられ、後でそれと違った言動をとった場合に「矛盾である」とか「誠意がない」として批判やクレームを受けてしまうかもしれません。




また、「契約を黙示に承認したのだ」「その行為を納得したのだ」として利用されることも考えられます。



鳩山さんが心から納得してうなづいたのか、不注意にうなづいたのか、果たしてうなづいたこと自体が事実なのかはよく分かりませんが。

このあたり、日本でも分かっている政治家やアメリカ大統領などはディベートなどでは決して相手の主張にうなづくという行為はしていないはずです。


ただ、相手の言ったことに対してうなづかないというのは、特に、日本人の場合、意識的にやらないと、なかなか大変なのです。日常生活では、そういう行為をすると、嫌な野郎ということになりそうですからね。







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