給費制廃止違憲訴訟

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司法修習生に支給されていた給費が廃止されたことについて違憲訴訟が提起されたようです。




【司法修習生の給与を国が支払う給費制を廃止し、貸与制にしたのは憲法違反で無効だとして、元修習生約160人が給与支払いを国に求め、2月8日にも札幌など少なくとも全国6地裁に一斉提訴する方針を固めたことが12日、原告側への取材で分かった。旧制度の復活が目的で、請求額は1人当たり1円とした。】(2013.1.12付産経新聞オンライン記事からの一部抜粋)




私も修習生の時は月額20万円程度、夏と冬、3月にはボーナスも頂いてており、本当に有難かったです。地方修習でしたので、ボーナスはアパートの敷金などに充てたり、弁護士登録時の登録手数料の支払いに充てたりすることができました。生活費はもちろんですが、本を買ったり、就職活動のための交通宿泊費も賄うことができ、ずいぶん助けて頂きました。

また、修習期間中は共済や年金にも加入できました。




心情的には復活してほしいと心から思います。




ただ、突き詰めるとなかなか難しいのでしょうね。

弁護士の立場からの給費制復活の根拠についていろいろと聞き知ったりしているのですが(弁護士は司法の一翼を担う公的な性質があるなど)、一般国民としてはなかなか納得しないだろうなと思うところです。




むしろ、司法という業界への人材獲得の一手段として(カネのない)若い人を惹きつけるための手段として位置付ける方が端的でよいと思います。給費欲しさに司法試験にチャレンジする人はいないでしょうが、合格すれば一定期間は給費がもらえるとなれば、チャレンジしやすくはなるでしょう。





給費生復活を目指す団体から弁護士宛てにカンパのお願いのファクスが来るのですが、これについては、ロースクール関係者に請求書を出してほしいものです。

ロースクールに使っている補助金の一部でも修習生の給費に充ててほしいものです。






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