銘木屋のひとりごと

京都の老舗銘木店の経営者という観点から、日々の生活を通じた京都の老舗が守り伝えてきた衣食住にまつわる伝統的な暮らしの文化を少しでも世間にご紹介していきたいという願いで拙いブログをはじめました。


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ここ数日で急に寒くなってきました。

秋を飛び越して冬になった感じがします。

気温の変化に身体がついていかず、風邪をひいたみたいです。

 

先日、セキスイハウスの横浜支店の方々が京都におみえになり、

北村美術館の茶室「四君子苑」を見学されたあと、

弊社に和室や茶室の材料の勉強に来られました。

 

皆さん、日々建築のお仕事をされているプロの方々で、

また最近、本式の和室を希望されているお施主様も多いとのことで、

弊社のモデルルームを細部にわたり見ていただき、

真剣に質問してこられ、私の話を興味津々で聴いていただきました。

 

 

 

 

 

 

本来の床の間とはどうあるべきか、

そこに使用する材料はどのような事に配慮して決めるべきなのか、

などなど、お話しさせていただきました。

 

セキスイハウス様のような大手のハウスメーカーさんに

もっと積極的に和室のなかに本式の数寄屋建築や茶室の要素を

取り入れていただければ、銘木の需要拡大にもなりますし、

ひいては日本の伝統建築の暮らしの文化の継承にもつながります。

 

ご来店いただき誠に有難うございました。

 

 

 

 

 

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いよいよ秋の気配が深まり、

朝晩が少々肌寒く感じる季節となりました。

 

本日、遠方からお茶を嗜んでおられるお客様が来られるので、

久々に本気になり、床の間の掛け物とお花の設えを整えました。

 

 

 

 

八帖の広間の床の間には、掛け物は、

秋らしい画賛で柘榴壺の絵(画家の名前が読めません)に

表千家・即中斎宗匠が「日月長」と賛を添えられています。

これは「壺中、日月長し」という禅語を画賛で表現したものだと思います。つまり、壺の中という狭い世界でも心の持ち方次第で、

時間は悠々と流れていくという意味でしょうか。

お花は、別府竹細工の煤竹の宗全籠に、

ホトトギス、松虫草、水引草を入れてみました。

 

 

 

 

立礼席の床の間は、

掛け物は、最近ずっとお世話になっているもので、

高雄山神護寺・乾岳和尚の書かれた「随處楽」で、

これも臨済語録の中の言葉で「何時でも何処でも楽しみなさい。」という意味なのですが、楽しみは自分の心の持ち方次第で

何時でも何処でも見付けられるもので、その通りに

何時でも何処でも楽しめば良いということでしょうか。

 

お花は紫竹竹細工の瓢籠にクジヤク草、水引草を入れてみました。

 

床の間の設えをちょっと変えるだけで

四季折々の風情を身近に感じることができて、

また、その設えによってお客様をもてなすことができるのです。

 

いや~、床の間って本当にいいものですね~ ! !

 

 

 

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日に日に秋の気配が感じられる季節になりました。

 

京都市の北西にある某大寺院の境内に

昭和初期頃に建てられた宿坊があり、かなり損傷がひどいので、

大規模な修復工事がこの春から行われておりました。

 

特に損傷のひどい部材は新しいものに取り替えられるということで

弊社も5月頃からケヤキの板材などを納めさせていただきました。

 

先日、その建物の修復工事が完成し、

工事関係者のみのお披露目に寄せていただきました。

 

できるだけ既存の材を生かして使用されたので、

弊社が納めさせていただいたのは、

玄関の式台の板、床の間の漆塗りの床框、外壁の杉皮材、

そしてトイレの手洗い・風呂脱衣場の洗面台になるケヤキ材などです。

 

 

 

 

建物が古いので、今までの雰囲気を壊さないように

全ての木材に古色を塗られて

如何にも新しくなったという感じがしないように大変ご苦労されたと

聞いております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿坊といっても、一戸建ての豪華な造りで、

広大なお寺の敷地のなかにあって、山の麓の自然に囲まれた環境と

寺院のなかの厳粛な雰囲気、そして建物の瀟洒な佇まいは、

まさに贅沢を極めた京都の神髄を味わえる隠れ家的なお宿です。

 

この美しく蘇った建物は、

お寺の宿坊として末永く活用されることでしょう。

 

 

 

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