10日午後、東京都内のホテルで開かれた新党「たちあがれ日本」の旗揚げ記者会見。代表に就任した平沼赳夫元経済産業相や共同代表に就いた与謝野馨元財務相は、落ち着いた表情で決意を語る一方、新党に対する批判意見ややゆする声に口々に反論した。
 会場には約200人の報道陣が集まり、「結党趣旨」や「綱領」が書かれた資料が配られた。平沼氏は冒頭「政治生命を懸けこの日本を立ち上げる」と声を張り上げた。
 平沼氏70歳、与謝野氏71歳。「応援団長」の石原慎太郎都知事(77)を含め、発起人6人の平均年齢は70歳を超える。「清新さに欠ける」「たちあがれ、じゃなくて立ち枯れ」。やゆする声は絶えない。
 与謝野氏は、秘書を務めた中曽根康弘元首相の友人から贈られたという米国の詩人の詩を紹介した。「年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いる」。
 最年長の石原氏は「年寄りとばかにするかもしれんが、30~50代にわれわれと同じぐらい国を憂う人がどれだけいるのか」とまくし立てた。
 「打倒民主党」「日本復活」など3点を結党趣旨に挙げた。「民主党政権による政治はこの国をだめにする」。平沼氏は顔を紅潮させて訴え、与謝野氏も「日本が没落するかもしれない危機感を持たねば。政治人生のすべてを懸けた最後の闘い」と悲壮な決意を語った。 

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