願いはすぐに叶わないほうが・・・
テーマ:ライティング・リテラシー そんな時、いちばんちびさん思いついた。
「お願いがどれもみんなかなうなら
お願いがかなわなくなるようにって
お願いすればいいわけだ!」
みんなは この子にしたがった。
ふたたび 人生楽しくなった。
ふたたび みんな明るくなった。
そして ちょっぴりかしくこなった。
~ ミヒャエル=エンデ 「いちばんの願いこと」 ~
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ミヒャエル=エンデさんといえば、やはり『モモ』が有名でしょうか。
「時間」というみんながもっている見えない財産を
灰色の時間どろぼうたちが、人間から少しずつ巧妙に奪っていく
というお話でした。
一見、時間という「見えない財産」より、
時間どろぼうが提供してくれる「見える財産」のほうが
魅力的に思えます。
しかし、時間と引き換えにいろんな「見える財産」を得た人たちは、
常にあくせくあくせく働き、ゆったりおしゃべりする余裕もなくなり
結局は幸せにはなれませんでした。
今回、ご紹介した「いちばんの願いごと」は
子供たちが「願いが何でも叶う魔法」を手に入れたというお話です。
子供たちは願いが叶う魔法でたくさんのおもちゃやケーキなど
好きなものを手に入れていきました。
でも、やがて楽しみがなくなり
子供たちは、宝の山にうずもれても、全く幸せを感じることが
できなくなってしまいます。
そして、子供たちがみんなで考えて出した結論が
「願いが何でもすぐに叶わなくなるように」というお願いでした。
私は、6年ほど前からカウンセリングの勉強をしながら
自己実現や願望実現の分野でセッションも行っています。
そんな私が言うのは、おかしいと思われるかもしれませんが、
インスタントに「願いが叶う」とか「願望が実現する」という手法や
リクエストについては、ずっと違和感を感じてきました。
表面的に願いが叶い、目に見える何かを手に入れることよりも、
その願いに向けて何ができるかを考え、努力をするプロセスが
大切だと感じるからです。
インスタントに願いが叶ったり、願望が実現することは
自分を変化させ、成長を促すという貴重なプロセスや機会を
受け取るチャンスを奪います。結局、幸せにはなれないことが
多いのです。
願いがすぐに叶うのではなく
願いを実現させるための“プロセス”が今すぐに現れますように・・・。
そんなことをいつも考えています。
みなさんのご意見をお聞かせください。





