独立系FP事務所「株式会社ヒルズ」代表取締役廣瀬友二さんは、同業者であるFPや保険営業パーソンに向けたセミナーセリング研修も積極的に進めています。その背景にある思いを語っていただきました。

 

 

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セミナー営業は、いざやろうとしてもうまくいかないものです。当日はどんな話をするか、個別相談に移行するにはどうすればいいか、そもそも集客はどうするべきか……。

私は現在、こうしたノウハウを同業であるFPや保険営業パーソンへ積極的に伝えています。

 

なぜ同業者にノウハウを公開するのか? それは、「FPの価値を日本へ広げていく」ために必要なことだと考えているからです。


FPというサービスは、まだ日本にはあまり定着していません。お金に関してワンストップで相談できる専門家の存在は、欧米では当たり前。医師や弁護士と同じような地位にあります。一家に一人、信頼できるFPが付いているのも珍しいことではありません。

しかし日本にはこうしたサービスが定着しておらず、学校でもファイナンスを教えません。結果的に、ファイナンスの知識がない個人を相手に金融機関だけが儲かり、消費者は良い運用ができないままになっています。この状況を変えるためには、FPの地位向上が欠かせないと思っています。

私は保険代理店経営者でもありますが、「お金に関するトータルアドバイス」にこだわっているので、保険手数料収入に固執していません。
 

日本最大の不動産投資会社と提携し、不動産投資アドバイスも行っています。最近では確定拠出年金について話すことも多いですね。どの分野であれ、お客さまがご自身で投資バランスを考えないと資産運用にはなりません。対象となる投資方法はどんな仕組みで、何に注意すべきなのか。そんなことを伝えながら、投資の知識をつけていただくようにしています。
 

セミナーに参加した方の8割くらいが個別相談に移り、投資全般のアドバイスを行っているので、「保険については先生にお任せします」とおっしゃる方がほとんどです。

保険営業パーソンには、今後も大きな変化の波が押し寄せるでしょう。商品力低下を嘆いていても何も始まりません。強い者が生き残るのではなく、変化に対応できる者が生き残る。業界がどう変わろうと、あくまでも自分たちの目的に向けて走っていきたいと考えています。

 

私たちのミッションは「FPサービスを日本人全員が活用し、お金に関する安心を提供する」という状態を実現すること。FPの地位を高め、日本人を豊かにし、ゆくゆくは学校教育にもカリキュラムとして取り入られるように活動していきます。

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