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また、子供達の社会環境や自然環境についても発信し、皆さんとご一緒に、子供達の生きていく時代を考えていきたいと思います。

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  アメーバ児童文学で人間力を育てる国語 アメーバ実験も採り入れ応用力を育てる算数


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2月16日付けの朝日新聞に、こんな記事が掲載された。下矢印

 

        

 

 この数年、スマホによって日本の生活風景は激変した。

 端的なのは電車の中の風景だ。

 

     以前、通勤電車では、ほとんどが新聞か週刊誌を読んでいた。

     今は、7割~8割がスマホを操作している。

 

     部活を終えて電車に乗りこんできた高校生たちも、隣り合って座っているのに、

     無言でスマホに向かう。会話のないまま、時に顔を見合わせニッコリするだけだ。

 

     さらに、乳母車の乳児が母親の方を見つめているのに、母親はスマホに夢中。

     我が子の、懸命なコミュニケーションは無視される(´□`。)。

 

激変した生活風景は、この国の今後にどんな影響をもたらすのか?

「ネット文化」は、その中で育ちつつある若い世代の成長に、どんな影響をもたらすのか?

そんなことが気になっていた矢先の記事だ。

 

この記事は、ネット関連業者でつくる「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」が実施した調査(2016年10月)をもとにしている。

 

早速、この「研究会」のHPにアクセスしてみた。

    http://www.child-safenet.jp/activity/2657/

何事も、「メディアの報道を鵜呑みにしてはならない」という教訓は、6年前の原発事故から学んだ。大事なテーマについては、大元の事実を、この目で確かめなければならない。

 

この研究会は、今回の「調査結果」を、3点にまとめている。

強調の仕方は、明らかに朝日新聞とは異なっている。

 

クローバー まとめの一つ目を赤字で引用する。

 

1歳児の4割、3歳児の6割がスマホなどの利用を経験し、その頻度も約5割が「毎日必ず」または「ほぼ毎日」と、スマホなどが未就学児の日常に深く入り込んでいる。

 

ここでは更に、昨年の調査と一昨年の総務省の調査とを比べ、このわずか「1年半ほどの短い期間で、利用の低年齢化がさらに進んでいました。」と付言し、これをグラフ化している。

(「水色」は2015年3月の総務省調査結果、「緑色」は2016年10月の調査結果)下矢印

  

朝日新聞では、個々の利用率は紹介しているが、このグラフに表された内容は全く紹介していない。

 

クローバー まとめの二つ目(赤字で引用する)。

 

7割以上の保護者が自ら「使い方のお手本」を意識している他、6割以上の保護者が「子どもに必要な睡眠の目安やコンテンツとの付き合い方」について大まかには理解している。

 

この項について、私は、そもそもの設定の仕方に首を傾げてしまう。

「使い方のお手本」に関するアンケート内容を紹介する。

 

   Q:ゲーム機やスマートフォンなどの情報通信機器については、保護者の利用習慣が

     子どもに大きく影響すると言われていますが、あなたは自分自身の使い方につい

     て、気にしている方ですか。

  

    回答項目

     ・とても気にしている ・まあ気にしている ・あまり気にしていない ・全く気にしていない

 

この「まとめ」には、「子どものお手本となるように、自身の機器の使い方を気にしている保護者」という表現がある。

つまり、このアンケートは、保護者が乳幼児の前でスマホを操作することを前提としているのだ。

 

だが、いくら保護者が「使い方」を気にして使ったとしても、乳幼児の目に映るのは、「使っている姿」だけである。乳幼児に、「保護者の使い方」の良し悪しを理解できるはずがない。

 

どんなに短時間だったとしても、どんなに大人にとって必要な利用だったとしても、乳幼児は、両親が熱心にスマホを操作する姿を目にする。

そうすれば、当然、「ぼくも(わたしも)、してみたいな」と思うのが乳幼児の心理である。

乳幼児たちは、親の生活ぶりを真似しながら大きくなるのだから、当然、両親の行いを見れば、同じことをやってみたくなる。

 

こうしたことまで配慮すれば、このアンケート内容では、まずいのではないだろうか。

少なくとも「あなたは、乳幼児の前でスマホを操作している姿を見せることに、迷いを感じますか?」という問いを入れるべきであろう。

 

もっとも、この調査をした「研究会」は、ネット関連業者で構成されているのだから、無理な注文かもしれないが・・・・・。

だが、それを報道するメディアは、もっと批判的に捉えなければならない。

そうした批判的な検討を踏まえた上で報道してもらいたいものだ。

 

クローバー まとめの三つ目(赤字で引用する)。

 

「子どもに利用させること」について9割以上の保護者が何らかの不安を感じている反面、より具体的な判断材料についての知識・理解は不十分な保護者も少なくなく、保護者の8割以上は学習の必要性を感じている。

 

ここでは、保護者が、どんな不安を、どれくらいの割合で抱いているのか、アンケートの結果が示されている。

 

 

回答率の高い順から「視力への悪影響」「勝手な課金や購入」「不適切な情報や画像」「将来の長時間利用傾向」・・・と並ぶ。

 

私が一番気にしているのは、5番目に挙げられている「情緒面やコミュニケーション能力、脳の発達への悪影響」だ。

 

かつて2004年に、日本小児科医会は、子どもたちを取り巻くメディアについて、次の5点を提唱した。

  ①2歳までのテレビ・ビデオの視聴は控えましょう。

  ②授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴をやめましょう。

  ③すべてのメディアへ接触する時間を制限するのが重要です。1日2時間まで。

    テレビゲームは30分までを目安と考えます。

  ④子ども部屋にテレビ・ビデオ・パソコンンは置かないようにしましょう。

  ⑤保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールを作りましょう。

 

子どもたちの異変に危機感をもった専門家からの提唱である。

 

この時代の「メディア」の中心は「テレビ」であった。

今日の情報機器は、テレビのレベルではない。

小型化していて、指先一つで操作できる。

テレビのように、置いてある部屋に居なければ見られない、という物ではない。

いつでも、どこでも操作ができてしまう。

 

テレビでさえ、子どもたちの「心」への悪影響に対して、私たちの感覚はマヒしてしまっているように思える。

「スマホ育児」の象徴される傾向に対して、今、改めて複眼的にしっかりと警鐘を打ち鳴らさなければいけないのではないだろうか。

 

16日付けの朝日新聞では、わずかに「視覚育つ時期、使用は15分を目安に」との見出しの記事がある。

その冒頭では「子どもにどんな影響があるかは、スマホが広まって間もないので、科学的には分かっていません。」と前置きした上での記事である。

本当にそうだろうか?

 

勿論、「スマホが広まって間もない」ことは事実である。(だが、「数年も経った」ことも事実だ)

だから、「スマホ」の影響がどんな結果をもたらすのかは、確かに確定はできないのかもしれない。

 

だが、この間の緒科学の発展もまんざらではない。

それらの成果をつなぎ合わせて、より科学的な見解を持つことはできるのではないか?

 

例えば「赤ちゃん学会」の事務局長を務める山口真美氏は、赤ちゃんの「視線」の重要性をこう述べている。

 

   親子の視線は、コミュニケーションの大切な土台となることがわかっています。

 

   生後10ケ月の赤ちゃんは抱っこされているお母さんの顔を覗き込み、その顔色をうか

   がって、自分の行動を決めることが実験からわかっています。

 

   生後9ケ月頃になると、親と子で互いにひとつのものを見つめ合うようになるのです。

 

   やがて、「視線の先」から「指の先」へと、認識世界の共有は移行します。

 

   赤ちゃんは母親との視線の共有によって、自分だけの閉じられた世界から脱却し、他者

   と共有した世界に発達してゆくようです。

 

   (いずれも、2016年刊・岩波ジュニア新書『自分の顔が好きですか?』p.88~p.90から抜粋)

 

メディアに願いたい。下手な「科学」をもてあそぶのでなく、もっともっと、子ども達の「今」に胸を痛めて欲しい。

子ども達の「今」を、全ての出発点に据えた報道と議論を望む。

   

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