「成長を望むならベンチャー企業へ!!」
よく言われる言葉ですね。
自分自身、ベンチャーは鍛えられると本当に思ってます。
でも、理由は?と聞かれると、
・経営層に近く、経営者のビジネススキルを肌で感じられるから。
・未整備なところが多く、守備範囲が広いから。
などなど、様々な理由が取り沙汰され、私自身、これだ!というものがないと常々思ってました。
そんな時、私の中で一つ明快な答えが出ました。
それは、「経営者と新卒者の間を埋めないといけないから。」
先日最年少で上場したリブセンスの村上さんは25歳。
25歳という年齢で、一人前の経営者として華々しくデビューをしているわけです。
ということは、社長としていろんな企業との商談などに臨まねばならない。
当然、自分も社長であれば相手も同じく社長が出てくることが多い。
とすると、一般的に上場企業の社長の年齢は村上さんの2倍はあるのではないでしょうか?
つまり、村上さんは25歳でありながら、50歳、もしくはもっと人生経験を積んだ人たちと対等に渡り合えるだけの人間力やビジネススキルを身に着けなければならないわけです。
あるベンチャー企業とある大企業との提携の話があり、若手社長がそこに乗り込んでいきました。
そして、帰ってきて一言。
「いや~、相手に押されちゃっていわれるがまま契約してきちゃったよ!」
こんなの経営者として許されるわけがありません。
当然、経営者もそれはわかっていますから、日々自己鍛錬に励むわけです。
ここから、ベンチャー企業は成長できるに繋がってきます。
社長は60代の辣腕経営者と対等に戦うべく自己鍛錬を行い、成長していく。
そうしたら、他の社員も”相応の成長”が望まれるのは必然なわけです。
相応の成長とはどのような成長か。
例えば、社長が60歳の会社の事業部長クラスは50代が多いとします。
そうすると、社長が25歳の時の事業部長クラスが24歳だとしても彼らには50代の事業部長クラスと対等にやり合うだけのスキルが求められるのです。
事実、トップ会談で何か提携の話などが決まった後は、実務者レベルへと話が下りていきます。
つまり、実務者レベルででも、年齢は離れていても実力は互角にやり合える人材が必要なのです。
一般的な部長クラスが40代なら、ベンチャーの部長クラスの23歳は40代とやり合えなければならないのです。
これを意識できる人材のみがベンチャー企業で成長できるということなのではないでしょうか。
良く考えれば、ハードワークを強いられる大企業もありますし、諸々のルールが未整備な大企業もたくさんありますから。
まとめると、以下の流れを実践するとベンチャー企業でほぼ必ず成長を手に入れることが出来そうです。
1.そのベンチャー企業のトップがどんな大企業のトップとも互角に渡り合おうとしているかチェックする。
そもそも、トップが50代、60代の経営者と互角に渡り合おうとしていなければ、天井が低いまま。部下が成長するスペースがありません。
2.空いている中間層はどこかを意識する。
入社した時の自分のポジションは一番下でしょうが、そんなのは関係ない。実力に応じて抜擢されるのがベンチャーですから、No.2クラスが空いていると思えば、迷わずそこをロックオン。
3.その中間層のロールモデルをインプットする。
例えば、「この会社は役員クラスの人材がもっと必要なはずだ!」と思ったとします。であれば、新卒1年目だろうが、役員クラスになるには何が必要かを愚直に探すのです。お父さんが重役であれば、お父さんの仕事観を聞くのも良いでしょうし、管理職になる人向けの本もたくさん出てます。「お前、なんでそんなの読んでるの?」なんて友達の指摘は無視して、どんどんロックオンしたポストのイメージ、あるべき姿をインプットしましょう。
4.目先の仕事は抜かりなく実行する。
「私は役員を目指しているので、こんな仕事はやりたくありません。」
当たり前ですが、こんなのは通用しません。役員を目指しているからこそ、本来の自分に課された仕事は抜かりなくこなし、無駄に減点されるのを避けましょう。
5.アウトプットを行い、少しずつインプットを自分の血肉にしていく。
目先の仕事をしっかりやりつつ、目指すべきポジションのインプットを重ねたら、少しずつ自分の考えや行動を実行に移していく。そうすると、周りの見る目が少しずつ変わってきます。
6.年齢不相応なビジネスマンの完成!
3~5のステップを同時並行的に繰り返し行った結果、25歳にして50代のビジネスマンと互角にやり合えるビジネスマンが完成します。まさにベンチャー企業=精神と時の部屋という状態ですね。
ただ、この3~5のステップを繰り返すことはすごくしんどいことだと思います。
でも、しんどいと思えば、通常のペースで時間が流れる企業へ移ればよいだけ。
長い人生の中で一度で良いからこの成長の場を経験したい!って思う人がもっともっと増えると世の中面白くなるなと思っております。
大村康雄


