遠足のしおりを娘が持ってきた。
お菓子を買ってくれ、という。
もちろん否はない。
どこにいく?と聞けば、可能なかぎり安価な店にしてくれという。

何かが違う。

昨年は、そんなことは言わなかったはずだ。


よく栞を見てみると、


ビックリマークビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク


そこには大きな変化が。



おやつ(315円まで、チョコ、ガム禁止)ただし、別に飴は4つぶまで可。



何があったんだ?

昨年までは、『食べきれるだけ』と書かれていて、家庭内で揉めた記憶がある。

ピエールエルメのマカロンを持っていく!と言い張る娘に、阿呆!と怒鳴った記憶も甦る。


きっと、各家で同様の事件があったに違いない。
職員会議で議論され、校長が「贅沢です!おやつは都こんぶに、みかんで十分!」と云い、
中堅は、「それは校長、いくらなんでも無理。それに時期はずれにみかんなんて指定したら、紀伊國屋や成城石井からみかんが消えます」と反論し
若手が「私の時はビックリマンチョコが流行ってましたが…」などと脱線し、
いつのまにか「バナナはおやつですか?」などと、お決まりのネタで和やかな会議に。

結局、教頭の裁定で、おやつ300円ルールが提唱されて、誰かが消費税分の修正案を提示して
さらにチョコとガムは禁止案も追加されて結審。
ということかもしれない。


遠足のおやつを選ぶ 
というのは、昭和の子供にとっては一大イベントであった。
前日の放課後、友達と一緒に買いに行くというのも定番であり、そこで交換の密約も結ばれたものだ。

しかし、駄菓子やで一粒ずつ買えない平成の子供たちは、品数を増やすためには、購入後に開封して粒単価を算定しなければならない。


ぷっちょ 105円で7粒
2粒で30円也 という具合。

これはこれで楽しいが、結果、家の棚には開封されたおやつの残骸が山になる。

しろたえのチーズケーキを半分だけ持っていくといくらになるのか?なんてつつましいことを言っていても、簿外支出の半分は前夜のうちに娘の胃袋に納まることになる。

どうにか規則どうりにおやつを作り上げ、反対側の山を見れば、レジ袋いっぱいの持っていかないおやつが詰まっている。


先生にこの点についても法制化を頼むしかない。

これではまるで霞が関の予算編成と一緒じゃないか、と。
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永田町商店会物語

テーマ:
新しいお店がオープンするって前評判が話題になっていて、


新装開店で子育て中の方に大入り袋が配られるっていうから店の前に並んでみたけど、


どんな店かと期待して入ってみたら、

店の奥には大声でがなりたてる組合のおっさん連がいたりするもんだから、
二度と行くきがしない店



一風変わった店主の雰囲気に少し曳かれたけど

店主と思ったのは実は雇われマスターで、本当の店主は、わからず屋で有名な小沢精肉店のおやじだった。

小沢の行きつけの店からホステスやボーイが大量に手伝いに来てるみたいだけど、店の裏でさぼってばっかりいるし

信用金庫の平野さんや、岡田不動産の若旦那、商工会議所青年部の菅さん、水道やの前原くん、野田青果のご主人たちは商店会が肉屋に乗っ取られた!って、面白くないみたい。


肉屋は、小学校の輿石校長や警察の亀井署長、民生委員もやってる福島文具店の奥さんなんかを巻き込んで店のカウンターでシャンパン煽ってるし、、、

口の悪さでは町内一の田中煙草店のまきさんは、誰彼かまわず捕まえては、私が次のママになるのよ!なんて吹聴しているらしい。


前の商店会長だった藤井の爺さんまでゴタゴタにまきこまれて、もう町内は大変な騒ぎです。



住む人に温かい友愛の町にする 
っていうから引っ越してきたけれど

どこに行っても、しょせんは日本の町だってことが解って、

がっかりしている人がついたため息の総量は
年間の二酸化炭素排出量の25パーセントに達したらしいです。

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