皆さん、こんばんは。小娘です。

関東圏では桜が見頃のようですね。

来週あたり、我が街の桜も満開を迎えることかと

思います。

会社帰りに、桜が植わる土手へと降り、酔っ払った

サラリーマンに紛れて一人一杯やりたいものです。



さて。

今回は「ひ」をテーマに、お題は【秘書】で。

秘書という職業はよく耳にするのですが、

実際はあまりお会いする機会がありません。

それは、私が勤める会社が零細企業だからなので

しょうか。

まあ私のようなペーペー事務員が秘書の方と

接点がないのも当たり前の事なのですけれどもね。

うん? 書いていて悲しくなってきましたよ?



***



秘書【ひしょ】

平均月給:200,492円(関東圏)


秘書は社長や重役などの経営組織のトップクラスの

傍らで電話応対、資料や情報の収集・整理・管理、

スケジュール調整など、雑多な用事をこなしていく

のが仕事です。

秘書の仕事で特徴的なのは「頼まれたから、する」

のではなく、自発的に彼らのバックアップを行う

ということ。使い古した言葉で恐縮なのですが、

まさに痒い所に手が届く存在でなければならない

のです。

他企業の要人と接する機会が多いので、

きちんとしたオフィスマナーを身につけることも

仕事のうちです。



***



秘書。

どうして人はその名詞の語頭に「美人」を付けて

しまいたくなるのでしょうか。

医師、看護婦、OL、教師など、女性をイメージ

させる職業は他にも多々あるのですが、

その中でも秘書は別格な存在であると思います。


決して表に出る仕事ではない。

その仕事内容は大変細やかなものであるが、

欠いてしまっては会社運営に支障を来す。

秘書の「秘」という文字に色気を垣間見る。


この3つが秘書に「美人」を付けてしまいたく

なる要因を担っているのだ、と私は睨んでいます。






秘書を意味する「secretary」は、secretからきて

いるそうです。

つまり秘密ごとに大いに携わる仕事ですよ、という

直喩。

実際秘書は、まだ発表段階にない事柄に

かなり早い時期から携わり、

それ故誰にも相談せずに秘密を抱えて仕事を

していかなければなりません。

孤独ではありますが、自立心が確立される職業で

あることは確かなようです。



以前、とある社長秘書のブロガー様が

「社長と愛人関係にあった旨を、元秘書を名乗る

方が週刊誌に暴露していましたが、

そういうことは墓場まで持っていくものだ」という

内容をご自身のブログ内で書かれていらっしゃい

ました。(この方は聡明で、人間的にも大変魅力の

ある方です)

私生活に至るまで秘密を保持せねばならない職業

って、芸能人か秘書ぐらいですよね。

これまた下世話な話ですが。

社長付きの秘書は絶対社長とデキているという

構図も何故かすんなり肯定してしまえるのですが、

一体いつ頃からこの説が流布されたのでしょうか。

私はフランス書院あたりが仕掛けたのではないかと

睨んでいます。


秘書



『平成お仕事広辞苑』第27回【秘書】



― 終 ―




Writing by 小娘





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解説!販売員

販売員の仕事は実に奥が深い。
服やカバンならばそれを誰が身につけても魅力的であるかのように伝えねばならぬ。
マーメイドラインのドレスを森三中が買いに来ても、決して笑ってはイケナイ。
アザラシに見えても人魚のようですと断言するのも給料のうち。


宝飾品ならば、一万のジルコも、百万のダイアも同じくらい大切に売らねばならぬ。
そして、一万より二万、二万より五万という具合に、高いものほど綺麗で高級で、より熱い愛の証であると客を洗脳せねばならない。

一朝一夕で身につく話芸ではないのだ。

容姿も商品に見合っていなければイケナイわけで、

柳原加奈子なら上野アブアブ、友近なら松阪屋のオンワードが限界ということになる。
物真似で演じる安っぽい販売員はそのライン以上の商品を扱うことは禁止されている。

大手販売員派遣会社では、瞬時にスタッフの容姿を適性取り扱い商品に変換するプログラムを導入している。
それに顔写真を読み込ませると…
伊東美咲→ロエベ
山田花子→ダイソー
小栗旬→小鳥、鉄道模型
次課長河本→南部せんべい

ルー大柴→いなごの佃煮
といった具合に配置が決まる。


すなわち服装品の販売には気品偏差値が重要ということになる。
一方、販売員は服やアクセサリーのみで活躍しているわけでなく、

小売界全体にいるわけだから、デパートの地下で漬物を売る女性も立派な販売員。
彼女達に求められるものは、気さくさ。これに尽きる。


想像してみてください。


デパ地下にふたつの漬物売場、


ひとつの店は滝川クリステルがシャープさ満開で営業中。
もう一店は、もたいまさこが店長です。

どちらに客は集まるか?

答えは一目瞭然です。
この場合、気品偏差値が良妻偏差値に敗れるわけです。

もたいまさこが活躍する場は、地下だけではありません。
七階、催事会場の駅弁大会
五階、食器売場と子供靴売場
四階、紳士肌着売場
三階、呉服売場とマタニティーコーナー
二階、婦人バッグのオーストリッチ仕様の棚の前

一癖ある商品、生活臭の漂う商品はもたいまさこに軍配が上がる。

そういう仕掛けに世の中はできている。

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どうもこんばんは。小娘です。

明日からは土曜日休日返上6連勤が待ち受けています。

どうやら週末は花見に良い頃合いらしいですね。

(中国地方では週末なのですよ)

気の早いテキヤが、もうテント張って営業の準備を始めて

いました。

普段は当たり前だった土日の2連休。

ううう。こんなにも有難いものだったとは。



さて。

『平成お仕事広辞苑』がついに「は」行に突入しました。

「アンタ、今週は“は”だったかしらね。“は”ねェ…、

なにか良いお題はあったかしらね」と、あんなにもこの

ブログを卑下していた母親が何故か協力的になり、

うんうんと悩む姿がすっかり我が家の週末の風物詩に

なってしまいました。(でも相変わらず「そんなものに

休日を費やすなんて!」と最後に罵声を浴びせることは

忘れていません。きっとウチの母親はツンデレ)



ウチの母親が姉属性だろうが妹萌えだろうが誰も興味を

示さないだろうし、私自身もそれについて深く思考を

巡らせるつもりはないので、さっさと「は」の

【販売スタッフ】を始めたいと思います。



***



販売スタッフ【はんばいすたっふ】

平均時給:898円(関東圏)


メジャーな職業なので今更解説付けることもないと思う

のですが、そこは皆さんオトナなので、あそーゆー流れ

だものね、と受け止めてください。

販売スタッフは主に商品の販売から、商品の入荷・陳列

・在庫管理、接客、清掃まで幅広くこなしていきます。

中でも接客がメインの仕事なので、その店の雰囲気に

合った適切な服装と言葉遣いが求められます。直接

お客様と接するので、クレームの応対を任されることも

あり、商品に関しての知識の習得も必須です。販売スタ

ッフは長期を見据えて働きたい人にお勧めの職業です。



***



販売スタッフをしていた友人曰く、販売スタッフは

同業者が判るらしい。商品の見方、服の広げ方・

畳み方などが一般客とは違うのだとか。

だから店員が寄ってこないのよ、等と言っていましたが、

これは正直羨ましいです。


「何かお探しですか~」とにこやかに寄ってくる販売スタッフ

は目が笑っていない。

あれがまず、怖い。


この販売スタッフは心中で、



冷やかし?冷やかしだろ。じゃあ服広げんな。

仕事増やすな。帰れッ。



と思っているに違いないと「何かお探しですか」と言い

終わられる前に、そう思い至ってしまいます。

大体、今日はコレを買うのだ!という明確な意思を持って

お店を回らないので「何かお探しですか」という質問自体が

脅迫的な響きとして聞こえてしまうのですが……。

続いて「そのトップスは黒の他にグレーと白があるんですよ」

と色の紹介をされる方がいらっしゃいますが、

見れば分かるものに何と答えてよいやらで、

私はしどろもどろになってしまいます。



こちらの返答を試している? 予想外なコメントを言えばいいのか?



そう逡巡した揚句に、赤はないんですね、なんて答えた自分に

がっかりします。

見りゃ判るじゃないか、と言うよりも今、黒とグレーと白しか

無いって言われたじゃないか、と。


なので、私は服を熱心に見ていながらも、目の端で店員の

動きをチェックし、少しでも彼彼女たちが動けば瞬時に

その場を離れるようにしています。

まさに食うか食われるかの戦場。


だからと言って「いらっしゃいませ~」と言われたきり、

販売スタッフが一切近寄って来ない時もそれはそれで

ガッカリしてしまいます。

客として失格、なレッテルを貼られてしまったようで。


でもこの心情は、きっと皆さんも解してくれているはず。

女は非常に面倒くさく、呆れるほどに傲慢なものなのですよ。




販売スタッフ



『平成お仕事広辞苑』第26回【販売スタッフ】



― 終 ―



Writing by 小娘






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解説!乗尻

日本一の歓楽街江戸の吉原では、遊びの代金を取り立てに客と共に家まで帰る職員を「付け馬」と呼んだそうな。
支払い能力のない遊び人が、付け馬を引っ張って長屋に戻ると、師匠や大家に金を払ってもらう場面が古典落語などにはよく出てくる。
付け馬という呼称は、遊女の付き人よろしく代わりに代金を取りたてるからという説が濃厚だが、馬というのは女を意味する。
やっぱり人を乗せるからだろう。

馬並み、馬乗り、鯨飲馬食。馬を使った言葉は多いが、乗尻というのが乗馬を意味するとは、恥ずかしながら今日までしらなんだ。


騎手という職業がそこまで高収入というのも初耳だった。中央と地方では待遇面でも異なるとは思うけれど、武豊でなくとも馬に乗ってレースに出れば年に一台は馬のマークの高級車が買えるほど稼ぐとはこれまた驚き。

テレビや雑誌で見ていると、調教師なぞはみんな異様なほど顔が長い。
馬と過ごす時間に比例して顎が伸びるのか、騎手にはさほどその傾向は見られない。
女優を嫁に貰う騎手も少なくないようで、隠れた人気男性集団なのかもしれない。

結婚式によくあるお定まりのスピーチも「新婦が新郎を立てるのが夫婦和合の秘訣です、昼も夜も。」なんてベタな奴でなく
「調教」とか「鞭を入れて」などの用語を織り交ぜ、やっぱり『昼も夜も乗りこなし、来年の今ごろには立派な産駒を!』などという業界人お約束の挨拶をして新婦側の列席者の眉をひそめさせるのだろうか。

皆さん、こんばんは。

段々と暖かくなってきたので、そろそろ炬燵のある和室に見切りをつけて自室へ引き籠もろうかしらねシメシメ、と思い企んでいる小娘です。


最近枝豆さんのブログ更新率が高くて、私は密かに驚いています。

やっぱりこの人は文章を書くことが好きなのだなァと感心し、拙いながらも精進しようと、わたくし改めて決意しました。



それでですね。

ウチの父親も、私のおさがりPCで何やら小説らしきものを書いているご様子。


私が背後を通る度に警戒しているので、まさかイカガワシイものを執筆中なのでは、と危惧しておりましたが、イカガワシかったのは寧ろ私の方でした。



ということで、枝豆さんのブログや父親の似非小説、それから某ジャンルの小説に触発されて、日々想い描いてニヤニヤしていた妄想を、私も書きとめています。



出来上がりを読み返すと、途中で必ず眠りこけている私。

うん。私に小説は無理だって判ったよ、神様。

(眠れない夜には自分の真面目文章を読めばよい、ということを26にして知り、かなりショックなのですが、これは一体誰に相談したらいいんでしょうか)



やはり小説は読む方が好きです。

だから皆さん、頑張って書いてください。

私は下らない日常を茶化して書くことに専念します。

だって私の人生のテーマは「下らないことを一生懸命に」だもの。



(ちなみに「一生懸命に」をタイプミスで「一生けん面に」と打ってしまい撃沈。オチで噛んでしまって微妙な笑いを誘う芸人の如し)





かる~く場が暖まったところで、お詫びをしれっと挟みます。

今回のテーマは「乗尻(のりじり)」として競馬のジョッキーを挙げているのですが、これは本来、京都の上賀茂神社で行われる競べ馬の乗り手のことを指す言葉なのです……。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。


だって、他に「の」が無かったのですよ。

農業、能楽師、海苔の養殖……難しすぎるっつーの。



ささ、何事もなかったかの如く、「乗尻」を「ジョッキー」と強制的現代語変換させて進めさせていただきます。



***




乗尻【のりじり】(強制的現代語訳で「競馬騎手・ジョッキー」)


中央競馬騎手(ジョッキー)の1週間の収入:約987500
中央競馬騎手(ジョッキー)の月収:約400万円

中央競馬騎手(ジョッキー)の年収:約5,000万円

※参考にさせていただいたサイト↓

        http://nenshu-up.mokuren.ne.jp/



要騎手免許。日本中央競馬会と地方競馬全国協会がそれぞれ発行し、有効期限は1年。なので1年ごとに更新する必要があります。面倒ですねェ。

ジョッキー志願者の殆どは、千葉県にある競馬学校で3年の養成教育を受けます。そこでは馬を操縦する技術は勿論のこと、体重管理も行わねばならないのだとか。帰省時期中も体重を44キロ以下を維持しなければならないんですって! 過酷すぎる……。



***




テーマを「乗尻」にしたところで、私は競馬をやらないのでこれまた如何いたそうか、と悩んでいたのですが、一度、競馬経験がありました。

それも賭けた馬の名前も覚えています。



私が後にも先にも馬に夢を託したのは一度っきり。

それは、有馬記念でした。



張った馬はベガ。牝馬です。

その時の私は幼かったので、紅一点のベガを押したのだと思います。

賭け事を一切しなかった母親も、何故かこの時ばかりは参戦していました。

彼女が賭けた馬はビワハヤヒデ。(よく名前覚えていたなァ、私もw)

実直な彼女が万単位で張っていたのには驚きでした。


優勝馬はトウカイテイオーでしたねェ(遠い目



ビワハヤヒデは確か2着3着あたりで、ベガは全く奮わず9着あたりだったかと。

よほど悔しかったのか、記憶は鮮明で、ネット検索かけずとも馬の名前をソラで言えましたよ。



ネットで調べたら、ベガは本当に9着で、ビワハヤヒデは2着でした。



なんだ、このいらん記憶力は。





乗尻




『平成お仕事広辞苑』第25回【乗尻】



― 終 ―



Writing by 小娘