理想的な合併

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慶応と共立薬科が合併、というニュースが世間を騒がせている。
単体での収支は悪くないらしいが、先行き不安からビッグネームに吸収してもらうという案は、極めて賢い。
財務体質の強化が今の学校経営には絶対条件であり、

負債を山ほど抱えての救済合併ではないというのは、人事面でも交渉は有利であるのは云うまでもない。

学校業界は、世間が思っているよりも悲惨な経営状態にあるところが多く、

身売り情報が交換される黒市場には
えっ!、うそ!、まじ? と声をあげてしまいそうな学校が売りに出ている。

外資のハゲタカたちは、その潤沢な不動産資産に目をつけ、

多すぎる私立学校のスクラップアンドビルドに一役買っている。

今回の合併は、言わば巨人にイチローが志願して入団するようなものであり、

桑田が楽天にいくのとは話が違う。

しかし、こういった勝ち組アクションと負け組アクションに二分されていくのは止めることができないだろう。

次は早稲田と女子医大とか、上智と東京医大なんて合併はあるかもしれないし、
三菱東京UFJのように、青山立教ICU大学が誕生するかもしれない。

顧客ニーズを掴むために、なりふり構わず突き進んだ果てには、

十校程度に集約された巨大教育グループなのかもしれない。

近い将来、絶対に云えるのは、

競争と淘汰が続く限り、複数の組織や個人が合併する流れは止まらないということ。
銀行、商社、自動車会社、地方自治体がそうであったように、国という概念も資本主義の流れでは合併にむかう。
日本とサイパン、グアムはいつでもOKな感じだし、

意外とトンガやトルコ、シンガポールあたりはすんなりまとまる可能性を感じる。
個人的には是非スペインとの合併を希望するが、

そうなれば、仕事中に昼寝ができたり、W杯も決勝まで楽しめてよいことずくめに違いない。

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