ネット上の有害サイトを駆逐しようとする動きが活発になってきた。

それはそれでいいことなのかもしれない。 しかし、

盗み見る喜び というのも青少年の健全育成には必要なことだ。

規制がかかれば、それをくぐり抜ける技術も発達するものである。

今の状況では「自殺」「爆弾」「麻薬」「エロ」の4大有害分類がいっしょくたにされている。

しかし、前者3分類と、「エロ」は厳密には分けて考えたほうがいいかとも思う。


人類の進化と文明の発達は欲望との戦いである。

その結果として、多少の問題は出てきても仕方がないのであるが

規制が甘くなると、手に入る果実の味は甘さが薄くなる。

規制と甘味は比例するのである。


話は変わるが、先週、とある小学校の説明会に行ってきた。

先生が「予めお話しておきます」と校則の一部を発表した。

「子供の安全確保のため、GPS機能付きケータイを持たせている方もあるかと思いますが、本校ではケータイの所持は一切認めません。ケータイ機能のないGPS(つまりココセコム)については検討をしておりますので、そのつもりで」と話し始めた。


ケータイ禁止 


なんていい制度だろう・・・・。


小中高生にケータイを持たせることを、常々苦々しく思っていた枝豆は拍手したい気持ちをぐっと堪えた。

ブラボ~~~ とスタンディングオベーションしたいほどだった。

まぁ、それも堪えたわけだが。



中学生だったある日、同級生の女の子に電話をかけた。

「はい、○○です」とその子のオヤジが出た。

私は「夜分申し訳ございません。私、枝豆太郎と申す者、△△子さん御在宅ですか?」

精一杯礼儀正しく話したつもりだった。

しかし、オヤジは  「いません」(ガチャ)と言い放って電話は切れた。


次の日、△△子に「昨日いなかったの?」と聞くと

「お父さんは、私宛の男からの電話は全部切るの」という。

このときは(なんとひどいオヤジだ)と思ったが、今は納得できる。


ケータイ禁止の学校に入れれば、大学生までそれを盾に意地悪のし放題である。


父親の密かな楽しみは、娘の恋路を邪魔することである。


全国の娘をもつ父親に呼びかけをしたい。

「全日本鬼父同盟を設立しよう!」と。

娘の門限はどんなに遅くても7時だ!

6時50分になったら、玄関前に仁王立ちになろう!

仕事もあるから代理で立ってもらう組織を作ろう!

朝は手荷物検査を励行しよう!

ルーズソックスはその場で脱がそう!

渋谷は20歳未満立ち入り禁止条例を制定させよう!

ギャル男はキモイからアフリカにボランティアにでも出そう!


第一回の設立準備会はアキバのメイドカフェでやろう。

会員の娘以外はどうでもいいのだ♪

AD

電車女

テーマ:

電車の中で一所懸命に絵を描いている人を見かけた。
みっともない とか、マナー違反だ とかの話をしたいわけではない。

そのひとは、念入りに、とても真剣に絵を描いている。
赤、青、黄色のスティック絵の具やら粉絵の具を使い、狭いカンバスに塗ったくっている。

しかしよく見ていると、塗り始める前よりも色鮮やかになってはいるものの、

美しい作品に仕上がっているかというと…

カンバスが悪いのか?というと、

まぁ確かによくはない。
絵の具が安物なのか?というと、

ランコム社のものである。

五色豆のようになったそのひとは、ビューラーっていうの?

あの、鋏のような産婦人科チックな道具を取出した。
左手に鏡、右手にビューラーで武装した姿は、

レベルの低いドラクエキャラのようである。

慎重に、慎重に… 睫毛に向かう そのとき、
隣のオヤジが『ヘ ヘ へ~~ックション!』と豪快なくしゃみ。

驚いたそのひとはビューラーを右目に

ぶすっ!

笑った。可哀相だが声をださずに笑った。

くぅぅ という、声にならない嗚咽をもらしながらも必死に耐えていた。

それでもそのひとは、まばらな短い睫毛をなんとか整えると、

今度はえんぴつを持ち出し、眉毛を書き始めた。

(すごい根性の持ち主だな)

乗客たちは、その電車女を認め始めたのが空気から感じ取れた。

しかし、観衆は我儘なもの。さらなるサプライズを求めて期待感を募らせる。
その空気が車内を埋め尽くしたころ、神が動いた。

キキキキキがたんっ   突然、電車が急停車した。


皆は、驚きつつも電車女の方を見つめた。






下を向いている電車女、


『もぉぉ~』

とやり場のない怒りを表した女の顔

ootuki

そこには、大槻ケンヂ がいた。

AD

暑い日が続き、西では取水制限、北陸では豪雨、フランスでは猛暑といった具合にムチャクチャな陽気であります。
確かに、私の子供の頃も暑かった。
しかし、暑けりゃ暑いなりになんとか生きていた。勿論、クーラーなんかない。
どうやって涼をとっていたのか?

それを再現してみよう!ということになり、息子と買い物に出た。

まず、ベランダの朝顔に水をやる。
ついでにコンクリにも打水を。
続いて、風の通り道に風鈴を移動。
そしてカーテンを外して代わりによしずを吊す。

窓は全開放なので蚊やり豚に蚊取線香を設置。

外装が完了したので、コンテンツにとりかかる。

やっぱり西瓜だ。

洗面器に氷を張り、小玉西瓜を浮かべてみる。

普通のは2千円するが、これなら400円ですむ。

気分はぐーっと避暑ムードになったところで、いよいよ真打ち登場である。

二年前に買ったかき氷製造機。

色はブルー、形は今話題の皇帝ペンギンである。
これに氷を入れ、シャカシャカやれば完成だが、明治屋のシロップが見当たらないので、豪勢にやることにした。

koori
氷あずき白玉 である。
かき氷界の雄、皇帝と呼んでもよい氷あずき白玉。

その堂々とした風貌は他を圧倒する力がある。

白玉粉をこね、こね、こね。愛人の耳たぶほどの柔らかさにこねる。
沸騰した湯に入れ、浮いてきたら網で掬い冷水に放つ。
茹であずきの缶を非常用持ち出し袋から取出し(なぜそこにある?)

カチャカチャと開け、容器にいれる。

シャカシャカ シャーシャー シャカシャカ ガリ ガガガガ シャーと氷を掻き、純白の小山ができる。

白玉を五つ載せると美しいのだが、いつも物足りない気持ちになるので倍の10粒を投入。
つい先程までの威厳に満ちた姿はそこにはなく、

マシュマロマンのようなミシュラン社の人形のようなおかしな物体になっている。


こぼさないように慎重に慎重に匙を入れ、すくう。

優雅に口に運ぶと…

(汁粉を飲みながら、優しい雪女の胸にしゃぶりつくような錯覚)に目眩がしそうになる。


うまい! 冷たい! 頭が痛い!の三重奏である。



すっかり満足した子供たち。
なるほど、昔の人はこうやって涼を求めたのだねなどと、いっぱしのことを言いながら

子供部屋のクーラーを除湿、おやすみ一時間モードに設定してベッドへと消えた。

しばらくして、私も、娘のベッドに忍び込み、朝まで熟睡したのであった。

AD
前々回の記事について、様々なご提案を戴いた。
その中には、注目すべき案もあった。
例えば、美しくしか映らない鏡の設置。
照明も動員して、誰でも三割美しく見える宿、というのは有りである。
ついでに、『鏡よ鏡よ鏡さん…』と尋ねると、『お客さまでございます』と答える機能を備えれば面白さは倍加する。

しかし、企画の本筋はそこではない。
イメージは、豪華客船の一等食堂、メインテーブルイメージ付ホテルである。
従来、メインテーブルは船長がホストとなり、客の接待をするのだが、この場合、ホテルの支配人が座るわけではなく
各界の著名人が座る。
今日はトヨタの社長、明日はカルロスゴーン、来週は郷ひろみ、再来週は堀江モン、来月は古田敦也という風に、日替わりで著名人が入れ替わる。
座席数は部屋数が10室なので、20席。超プライベートディナーショーと思っていただきたい。

ホストはオーナーの人脈でノーギャラご招待にて供給され、一ヵ月の日程が会員サイトに掲載される。
宿泊客は一緒にテーブルを囲みたい有名人の日を選び
ネット宿泊申し込みをする。最低宿泊料は一室4万円2食付
ここからが味噌であるが、申し込みはオークションになっており、
最高価格から、上位9組が落札される仕組み。

憧れのあの人と飯を食いたい。うちの会社を売り込みたい。様々な野望を抱えた客が入札してくるのである。

売り上げの一割は自動的に足長育英基金でも地雷除去でも、温暖化でも、ホストの希望で寄付される。


場所は、都心近郊。箱根、鎌倉や伊豆が有力。

どうです?当たると思いませんか?

「ホテルを作りたいのだけれど、どんなホテルにしたらいいかしら」

突然、そんな相談を持ちかけられて即答できる私は凄い。

自画自賛ムードの枝豆です。


予算は30億円くらい。場所はまだ決めてない。どんなホテルかのイメージもない。

そういうやり方で始めて大丈夫なのかよ?とは思うわけだが

名を言えば誰もが「あ~!」というお二人なので、大丈夫なのだろう。

というか所詮、人の金だし。自分が支配人になるわけじゃないから言いたい放題。


「あのね、○○さん、大抵のプランは出尽くしてるし、オプションで色々あってもお客は乗ってこない時代なの」

「オプション って聴いた瞬間に冷めるんだよね」

「つまり、宿泊に『込み』の企画でどこまで客を呼べるか。これに尽きるわけ」


「じゃあ、色んな企画を最初からセットにしちゃえばいいの?」

「そういうのはダメなの。値段の構成比を客は読むから、そういう裏が読めるものは失敗しますよ」

「じゃあ、どうすればいいの?」


「その案が採用されて、上手くいったら、年間10泊招待してくれる?」

「勿論だわ。20泊でもいいわよ」


「よし、契約成立だね」

「このホテルはですね・・・・・・・」


「えっ?」

・・・・・・・・・・・・・・・・

「あらっ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「まぁ」 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「というわけで、このプランならお客が集まること請け合いだし、マスコミも放っておかないですよね」

「なるほど・・・・本当にその通りだわ」

「採用よ♪」



というわけで、高級リゾートホテルの20泊権をGETしました。

誰か一緒に行きますか?

さて、私はいったい、どんな提案をしたでしょう?これが問題です