エクリュ色彩検定講師の室谷です。

 

桜も開花し、花粉症に悩まされる方も、あと少しですね。

 

私も先日、眼科に行ったのですが、待合室で

「みんなが見やすい色環境」

というリーフレットが目に留まりました目

 

「みんなが見やすい色環境」

とは、色覚特性のある方も、ない方も、誰にでもみんなが見やすい色の環境ということです。

ユニバーサルカラーですね。

 

リーフレットを作成した、日本学校保健会ホームページよると、

色覚特性は男性では20人に1人の割合とされているので、クラスに1人はいる可能性があるそうです。

特別支援教育の一環として、こういうリーフレットも必要とされているのではと思います。

 

 

入学の季節、新生活への期待はもちろんですが、特に小学校入学のお子さんにとっては、大きく環境も変わり、不安を抱かれている方もいらっしゃるのではと思います。

 

これは、私が、息子の入学式直前の頃に撮った夕焼けの写真

 

 

いろいろ心配は尽きませんでした。

 

私も、特性のあるお子さんのお母様とお話しした経験があるのですが、色彩学の初歩の知識が役立つのでは、と思ったことがありました。

 

そこで、今回、エクリュ流に、わかりやすく読み解いてみようと思います。

 

今日は、まず明るさの話。

まず色は、明るい場所、つまり光がなければ見ることができません。

 

お台場にあるパナソニック株式会社のコーポレートミュージアム「リスーピア」という施設を御存じの方、いらっしゃるでしょうか。

 

小・中学生だけでなく、色彩検定を受験する方にもおすすめの施設です。

 

館内は写真撮影禁止なので、ご紹介できないのが残念ですが

「カラーチェンジングボール」

という展示があります。

 

色とりどりのボールの中から、指定された色を選んで、玉入れをする展示です。

玉入れをしている間に、照明が明るくなったり暗くなったりします。

 

子どもにも人気ですが、実は、赤・青・緑等、色の違うボールを、照明が暗くなると、どこまで見分けられるのか体験ができる展示です。

 

赤・青・緑のボールといっても

 

 

 

、このような彩度の高い三色ではなく

 

白を混ぜて彩度を下げ、

 

 

 

 

 

色同士の明度差を近づけています。

 

なので、照明を暗くすると、ボールの色が黒ずみ、判別がかなり難しいです。

 

例えるならば

「白黒コピーに近い状態で、元の色が何色かを見分けなければならない」

といった感じです。

 

 

色覚特性のある方は、すべての色が見分けられないのではありません。

十二色のクレヨンのうち、特定の色だけが、白黒コピーに近い状態で見えていると想像されます。

 

 

次回は

「なぜチョークの色は白と黄色が基本なの?」

をご一緒に考えてみたいと思います。

 

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えんじ色ってどんな色?

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エリュ色彩検定講師の室谷です。

秋も深まり、マフラー、手袋が欲しい季節になってきましたね手袋

 

娘の学校では、マフラーの色は

「えんじ(臙脂)色または紺」

という取り決めがあります。

 

なので、えんじ色のマフラーをいざ探そうとなると

「えんじ(臙脂)色とは?」

「ワインレッドとは違いはあるの?」

などなど迷ってしまうというお話しを聞きました。

 

AFTテキストにもあるように

「慣用色名は本来、ある程度幅をもった色を表すもの」

なので、皆さん迷われるのも無理ないことです。

 

この場合、

「真っ赤ではない赤」

というのが、大事なポイントではと思います。

 

たとえば「真っ赤な赤」は、鮮やかな赤のサインペンや、キットカットの赤など。

 

これからの季節、こんな赤の靴下は、温かそうで気分も上がりますね(^^♪。

 

*画像はMies(ミース)北欧デザインと雑貨の店からお借りしました

 

 

えんじ(臙脂)色はもうすこし、鮮やかさを抑えた赤になります。

画像の右側の缶コーヒーの色のイメージです。

 

 

キットカットと比べてみると

画像右側の「熟練ブレンド」のほうが、彩度を抑え、深みのある赤です。

 

この季節、紳士服売り場を見ていても、えんじ(臙脂)色が目立ちます。

男性や年代が高めの方にも、真っ赤よりも、深みや落着きがあり、

手に取りやすい赤だと思います。

 

これよりさらに鮮やかさを抑えるとあずき色。

 

身近なところでは、番地表示にも使われています。

中彩度の赤なので、視認性(注意を向けて対象を探すときの発見しやすさ)が

ありますね。

 

 

ワインレッドとえんじ(臙脂)色の違いは、厳密にいうと

赤の鮮やかさの度合は、近いのですが、色相では

「ワインレッドは紫みの赤」

「えんじ(臙脂)色は赤」

です。

 

 

 

パーソナルカラーでも、似合う赤は人とそれぞれ。

私もワインレッドを見ると、思い出す方がいます。

色だけ見ると

「すこし地味かな?」

と思う色でも、似合う人が身に着けると、輝き始めます(^^♪。

 

パーソナルカラー診断にご興味のある方、エクリュでは、パーソナルカラー診断も受けられる

「手づくりナチュラルカラーコスメ講座」

近日が開講予定です。

 

 

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対比効果の市松模様

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エクリュ色彩検定講師の室谷です。

大変ご無沙汰しておりました。

 

もうすぐハロウィンハロウィン

ハロウィンの経済効果は、年々大きくなり、バレンタイン商戦も凌ぐ勢いとか。

 

実は私も、子どもの学校でハロウィンのテーマの装飾を先日担当しました。

 

私が担当したのはテーブル装飾。

 

テーブルクロスを掛けるのが決まりで、模造紙の上に、防水効果のあるビニールを

貼る年もあるそうなのですが、

「そんな巨大なサランラップみたいな物、いったいどこで買うのかしら???」

と調べてみたら、かなりのお値段で予算オーバーショック

 

というわけで、引き継がれていた白いビニールクロスを使おうということになりました。

そこで、思いつけた色の仕掛けが「対比効果」ひらめき電球

 

ハロウィンのイメージカラーで作った、市松模様のテーブルランナーです。

 

 

市松模様だけでは寂しいので、ハロウィンのモチーフのおばけや、秋の果物などの切り紙を散らしてみました。

 

散らした模様も、おばけの白黒のようなコントラストの強いものや、高彩度の色紙やカッティングシートを使い、ワンポイントでも目立つようにするのがテクニックです。

 

実はこのビニールクロス、準備の時に、広げた時は、丁寧に保管されていとはいえ

「新品!とは言えないね・・・・」

だったのですが、市松模様の対比部分に視線が集まることを当日実感して頂けたようで、ご好評を得ることが出来ましたニコ

 

 

 

 

他にも色の仕掛けに挑戦してみましたが、続ぎはまた改めて。

朝晩寒くなってきましたが、どうぞご自愛くださいませ。

 

 

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