2010 年 2 月 6 日に SMPlayer 0.6.8 beta3 for OS/2 (
直接リンク : smplayer-0.6.8-beta3.zip) がリリースされました。
SMPlayer 0.6.8 beta2 がリリースされてから3ヶ月経っていますが、beta2 からの変更点は
- updated to Qt 4.5.1 source
- enabled colorkey
とのこと。ではさっそく SMPlayer が使えるように readme.os2 よりインストールに必要な環境を揃えていきましょう。
- klibc 0.6.3 or later
- Qt4 dll
ftp://ftp.netlabs.org/pub/qt4/qt-lib-4_5_1-xx.wpi (exchange xx with the most current available)
if GA is available it's in it's own subdir 4.5.1-ga
- MPlayer
WARNING: To use the combination of SMPlayer and MPlayer to its full extent, at least version mplayer-dev-SVN-r27724-OS2-4.3.2.zip is required.
Earlier versions do not support scaling, i.e., you will always see a video in its original size, regardless of the zoom setting or fullscreen mode.
- Win32 codecs (optional)
http://www.mplayerhq.hu/design7/dload.html#binary_codecs
MPlayer is able to use Win32 codec DLLs for codecs it does not support natively.
そういうわけで、
Qt 4.5.1 GA のインストールから始めます。

しかし途中で必要なファイルがないと言われて、インストーラがこけます。そこで
gcc-lib-4_4_2-20091204.wpi を先にインストールしたところ、

QT 4.5.1 GA のインストールが完了しました。これで eComStation 2.0 もようやく
他のプラットフォームの10ヶ月前に追いついたわけですね(^o^)/
次に SMPlayer v0.6.8 beta3 を起動しますが、beta2 の頃と同じお約束で SET LANG=en_US と設定します。ま、これは QT3 だった
一年以上前の Tips なので、システムフォントを変えれば、日本語表示ができるのかもしれない(後述します)。今回は config.sys をいじらずに「コマンド・プロンプト」(OS/2ウィンドウ)で設定して、そのウィンドウから smplayer を起動してみました。

はい。起動しました。さて SMPlayer 起動前の eComStation のメモリ消費量が 139,540 KBytes(53 %) で、SMPlayer 起動直後のメモリ消費量が 123,244 KBytes(47%)。ま、SMPlayer は所詮フロントエンドですから、メモリ消費が少ないのは当然ですけど。
では次に肝心の MPlayer の設定をしましょう。

この SMPlayer と MPlayer を完全に連携させるためには、少なくとも
MPlayer dev-SVN-r27724-OS2-4.3.2(2008年10月25日リリース) が必要ということなのですが、今回は先日ダウンロードしたまま放置になっていた
MPlayer SVN-r30272-OS2-4.4.2-r2(2010年1月14日リリース) を使いました。
SMPlayer - Preference の Audio の項目で、Output driver: User defined... として Uniaud を指定しましたが、どうも音が出たり出なかったりタイミングが狂ったり…。ま似たような状況ですが、Output driver: kai にして、Options for MPlayer で -ao kai:dart を指定した方が、うちの環境では若干結果が良いようです。kai とは K Audio Interface のこと。MPlayer の今後に期待というところでしょうか。

そんなこんなでなんとか SMPlayer を使って MP4 の再生ができるようになりました。うちの OS/2 マシンに DVD ドライブがないので、DVD 再生や Win32 CODEC などは未チェックですが。きっとそのうち
torakunさんが Tips にしてくれることでしょうと書いてみるテスト。


さてさて他のアプリを起動すると音がおかしくなったり、シークすると音が消えたりします。しかしなぜかシステム側で割り込みをかけてシステムサウンドを再生する(手っ取り早いのは、デスクトップの右クリックで[ヘルプ]→[製品情報]とやる、またはデスクトップ上の URL オブジェクトを移動するなど)と SMPlayer でのサウンド再生が直ることが多いので、これは Uniaudio ドライバが悪いのかなという気がします。この辺もしかしたら Uniaudio ドライバのアップデートを待つより MPlayer 側のチューニングで直りそうですが。

ちなみにこちらは beta3 で使えるようになった colorkey を設定しているところ。

黄色にしてみたけどどうですか(笑)
ところで先ほど SET LANG=en_US に設定したと書きましたが、

Interface にて日本語フォントを適用すれば、日本語表示も可能だったことを追記しておきたいと思います。フォルダも日本語表示ができますね。


さっき
「素晴らしきかなOS/2」に掲載したスクリーンショットをこちらにもあげておきます。QT 4.5.1 がリリースされて良かったと思えた一瞬です。
つづく
【2/10 8:30追記】

昨夜この記事を書いている最中 Windows 環境が一時フリーズするかという(Firefox 3.0.17 でタブが4-5個しか開いていないのに操作不能に陥った)位重くなったのは、
Windows Updates の定期更新のせいだったようです。SMPlayer をテストしていた OS/2 環境はなんでもなかったので、Windows に蔓延しやすいコンピュータウィルスでも作動してしまったのかと焦りましたが…。それにしてもセキュリティパッチが 10 個って何なわけ?ま、Windows が攻撃対象の筆頭に挙げられているせいで、eComStation 2.0 などマイナー環境では安全に使われているわけですが(笑)、OS/2用のブラウザは別。Javascript を利用する攻撃コードはプラットフォームを問わず攻撃可能なので…。みんなが見るような Youtube で eComStation 2.0 の動画をさらすときに Firefox 2 を使っていますなんて、いくら OS/2 はマイナーとはいえやめていただきたいものです>某氏w