エコープロジェクトふわふわ日記

The School ECHO Project代表理事、山田響子のブログ。

“夢をカタチにできる子”が育つ世界を目指して、
大人の連携支援や、地域にある子どもの居場所づくりをしています。

ふわふわと、でもしっかりと、大きな夢に向かう途中で考える、小さなこと。


テーマ:
おうち学童

おうちに帰る感覚さながら
“愛情”あふれる、もうひとつの家族


● 対象年齢: 小学1年生~6年生

● 運営日時: 平日 13~19時 (長期休みなど変動有)

● スタッフ: 運営時約3名 (スタッフ計10名程度)

● 住所: 〒567-0874 大阪府茨木市奈良町3-38 
(阪急南茨木駅より徒歩5分)

エコープロジェクトふわふわ日記 エコープロジェクトふわふわ日記


○ “もうひとつの家族” と過ごす放課後

その日、わたしは道に迷っていました・・・。

道を尋ねると他の人まで立ち止まって教えてくれるような、アットホームな地域。

静かな住宅街をしばらく彷徨って、

小学校のすぐ裏手に、「おうち学童」の旗がはためく一軒家を見つけたときは

なんだかとっても、ほっとした気持ちになりました。



するとちょうど、玄関から飛び出してきた二人の兄弟。

「4時半には帰ってきてね。」

「わかった、行ってきまーす!」


なんといきなり、本物の家族かと錯覚するくらいの自然な会話!

驚きつつも、そんな二人を見送って、いざ、おうちの中へおじゃまします。



NPO団体プレミアム学童保育アカデミーが運営する「おうち学童」は、

今年2012年の7月にオープンしたばかり。

古い一軒家をまるごと使用していることと、現在はまだ少人数のため、

学童というより、まさに子ども達が帰ってくる「おうち」のような雰囲気です。


入って正面奥に台所、右には畳のお部屋。そして昔ながらの急な階段。

なんだか、おばあちゃんの家に帰ってきたような安心感を感じます。

小学校から帰ってきて、

そのままパタリと畳で休めるなんて、贅沢ですよね!



でも、「おうち学童」が素敵なのは、環境だけでなく、

まるでひとつの家族のように個性豊かな大人たちです。


教室責任者・杉田さんは、幼稚園の元副園長先生。

キッパリとした綺麗なお姉さん的存在です。

そして、やわらか~いお母さんのような雰囲気の樋口さんと、

元気な子どもたちの遊び相手、お兄ちゃんのような清水さん。


杉田さん以外のスタッフは日によって変わりますが、

年代や性格の違う大人たちが、それぞれの個性を生かして

子どもたちとかかわる様子
がよくわかります。



子どもたちとサッカーをしに出かけるお兄ちゃん、

おやつの焼き林檎の加減を見ながら帰りを待つお母さん、

一緒に工作をして遊びながらも、

「ちゃんと片付けなさい」なんて声をかける、しっかり者のお姉ちゃん。

そんな大人たちに囲まれて、

安心してわがままを言ったり遊んだりする末っ子たち。


大人数でにぎやかに遊ぶような「居場所」とはまた違った、

“もうひとつの家族” と過ごすような場所だなぁ、と感じました。



○ “愛情”を感じられる場所を、どう守っていくか

なんだか自然に役割分担ができていておもしろい、「おうち学童」のみなさん。

「しっかり者の叱り役はつらい時ありませんか?」

と、杉田さんに聞いてみました。


「靴をそろえるとか、ドアを閉めるとか、約束していることをやらない時も、

 すぐ叱るのではなくて、様子を見て声をかけるようにしています。

 そうやって話を聞いてみると、こんなこと思ってたんや!って

 逆に笑わせてくれることもしょっちゅうですよ。」


なんとも大らかな、そして大阪らしい(?)答え。


それを聞いていた樋口さんも、

「今は学校でも学級崩壊とかありますけど、

 叱れない、言えない先生って子どももわかるんですよね。

子どもはしっかり見てますから、

本当に思ってくれる人、

愛情をもって言ってくれる人もわかると思いますよ。」

そう教えてくれました。



愛情を感じる場所、

愛情を感じる大人、

それは子ども一人ひとりによって違うし、

学校・家庭・地域で、いろんな選択肢があることが大切だと思います。


ただ、今大坂では、学童保育予算の大幅な削減が計画されているところ。

既存の公立学童でより多人数の子どもを受け入れる方針で、

居場所の増設や、民営の「居場所」へのサポートはほとんどありません。



詰め込み型の保育では、一人ひとりと向き合うことが物理的に難しい現実。

わたしは、予算の削減は、子どもの選択肢の削減でもある気がしています。


経済的に厳しいことは理解できるけれど、

大人の事情で“詰め込まれる”子どもたちが、

「おうち学童」にあるような“愛情”を感じられるかどうか、少し不安なのです。



「何かあったらクレームっていう、ギスギスした世の中だから、

 子どももイライラしてるし、そうすると口調もキツくなると思うんですね。

 だからここではできるだけ穏やかに過ごしてもらって、

 だんだん外でも穏やかに過ごせるようになってくれればいいなぁ・・・

 と思いますね。」




そうお話してくれた杉田さんの願いどおり、

「おうち学童」のような大らかな居場所を選択できる子どもが

少しでも増えたらいいなぁ、と。

そんな「居場所」を守っていくために、

行政は、わたしたち個人は何ができるのだろう、と。


思いっきり遊んだり、けんかしたり、笑ったりする子どもたちを思い出しながら

改めて考えた、大阪からの帰り道でした。


「おうち学童」のみなさま、子どもたち、

たくさん笑かしてくれた、あったかい時間をありがとう。



※おうち学童に興味を持たれた方は、下記よりお問い合わせください。
_________________________________

プレミアム学童保育アカデミー(おうち学童)

● 住所: 〒567-0874 大坂府茨木市奈良町3-38

● 代表: 馬渕さん、 教室責任者: 杉田さん

● Eメール: info@gakudo.jp

● Web: www.facebook.com/gakudo.jp

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