土砂災害から丸一年がたちました。

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日付が変わってしまったけど、昨日で災害から丸一年。
この1年本当にいろんなことがあった。
たくさんの人の温かさや色んな人の考え方に触れ、いっぱい泣いたし、いっぱい考えた。
土砂とともに多くのものが流れて行ったけど、またいくつかの新しいものも入ってきた。
周りの景色が変わり、私たち家族を取り巻く人々も変わった。
それでも変わらないものはやっぱり変わらずにそこにあって、
それこそが私たちの芯となるものなのではないかと思えた。


私たちは本当に日々目に見えない多くの力に支えられている。
それは大自然の中で生かされていることも含め、もちろん人の優しさだったり、そういうことだ。
つまり私は普段何気なく生活している日々の些細な人間関係や物事が、
すべてこういう一大事になると反映してくるのだなと実感している。


また一年、あの日のことを忘れずに(それでもどんどん記憶は薄らいでいくのだけれど)大事に生活していきたい。





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お墓のこと

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ついにパソコンが壊れました。

そして新しいパソコンにて作業しています。

年末に向け色々と忙しいこの時期にまったく困ったもんです。


最近私は、墓地の利用者の方に被害状況などをお知らせすべく準備しています。

しかしこれがなかなか手ごわいです!

墓石のすべての部品に名前が書いてあれば良いのですが、そんなわけもなく。

私たちにわかるのはあくまで軸石(竿石)と言われるいわゆるメインの石ですね、何々家の墓と書かれたもの、それ以外は霊標(墓誌)戒名などの書かれた石、そのぐらいです。


もちろん石は石屋さんが見ればわかるのかもしれませんが、素人がみてもまったく区別がつきません。

相当特徴のある石は別ですが。


流失した墓石は墓所内の数箇所に集められていますので、その一つ一つを確認し、軸石や霊標その他部品の有無を調べます。


東北の方でもお墓の再建にはずいぶん苦労されているとか・・・・。

とにかく墓石までは行政は面倒見てくれませんからね。

国有林でおきた土砂崩れだというのに。

しかも寺の管理する墓地となるとみな目を背ける。

それは今の私たちの復興が非常に厳しい状況にあることを意味します。

くじけませんよ!こんなことでは!


ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、皆様、もしお墓をもたれたら、建てたときに写真を撮っておかれることをお勧めします。

こんな時だからどんな自然災害に見舞われるかわかりません。

写真があれば案外墓石の部品は拾い集めることができます。(とても人力で運べるような重さじゃないですが)


その写真をもとに、すべて流れていた墓石の部品を少しずつ拾い集め、

もう一度ひとりで(自力でですよ!)お墓を再建された方がいらっしゃるのです。

これには本当に驚きました。

感動しました。

傷だらけの墓石でもいいとその方はおっしゃいました。

これも記念だよと。


私の祖父母のお墓もすべて無くなりました。もちろん歴代住職のお墓もです。

私が同じように再建できるかというと難しいかもしれません。

それでもこういう方がいらっしゃるというだけで私たちはどれだけ救われたか。

「よっし!がんばろう!」

いつもそのお墓も見て私はそう思います。







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