冬場はトイレが近くなるし、家へ戻るのも面倒なので、
よくその川で友達と立ち小便をしていました。
当時は大人もよく立ち小便をしていましたね。
60年以上前のことです。
今ではみんなマナーがよくなりました。
もちろん俺も今は立ち小便はしません。
夏場は暑さをしのぐために、俺たちは毎日のように泳いでいました。
春や秋でも、水場は子供たちの遊び場でした。
川は俺たちにとって、
まるで母のように、いつでも受け入れてくれる存在でした。
遊園地などなく、公園も少なかったあの時代、
特別なことをしなくても、近所で友達と遊ぶだけで楽しかったものです。
石ころや葉っぱや木の実が、おもちゃ代わりになりました。
ふと川のことを思い出して、今の豊かさに気付かされました。
今ある幸せも実感できます。
ないことに気を取られるより、あるものに目を向けよう。
そう自分に言い聞かせる俺は、
昨日のパチンコロケの負けをまだ引きずっていますが… w