最近、人の言動に心動かされるたけっちです。
バタバタしてそんな余裕もないと思っていましたが、何か落とし穴的な感じ
です。(意味不明??)
オセロの中島さんもこんな風にポッカリした時につけ込まれちゃったんでしょう
かねぇ。
さて、先日読者登録させていただいている方のブログで村上春樹の「ノルウェー
の森」の話が出ました。
僕もこの本と出逢ってからずいぶんと経ちますが、これまでに何度も読み返して
います。
そして不思議なのが、そのたびに違う感動が生まれてくることです。
読むときの年齢や精神状態で感じるものが違うからなのでしょうか。
そして、これと同じように何度も読み返しているのがアーウィン・ショーの諸作
です。
短編集「夏服を着た女たち」と出逢ってから20年くらいになりますが、彼の本も
知らないうちに書棚からとっては読んでいます。
彼の作品を読んでいて不思議に思うのが、(個人的に)他の作家の作品のように
ドラマチックな盛り上がりをそれほど感じないと言う事です。
かと言って内容が薄いわけではありません。
結構重い話も風のようにスーっと入ってくる感じがするのです。
彼は雑誌「ザ・ニューヨーカー」誌に短編を多く発表していましたが、僕の好きな
アメリカの作家の多くがこのニューヨーカー誌に作品を発表しています。
これはこの雑誌に載る作品のカラーが似ているからなのかもしれません。
ちなみに彼以外の好きなアメリカの短編作家は、スコット・フィッツジェラルド、
ジョン・コリア、ジェームズ・サーバーなど.....
そして、この日記を書くきっかけとなった村上春樹も「ザ・ニューヨーカー」誌に
作品を発表していました。
(その頃の作品は「象の消滅」という短編集になっています)
好きなものって不思議と線で繋がっているのですね。 σ(^^)