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日本人の内と外―対談 (中公文庫)/中央公論新社


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「遠く離れて眺めてみると、
 日本という国は変な国だ
 という感じがあると同時に、
 非常に若い国だという感じがある」


  (by 司馬遼太郎)

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司馬さんがいう、

「遠く離れて眺めてみると」

という言葉は、

「日本を離れて、外国でしばらく暮らして
 そうして日本を思ってみると」

といった距離的なことではなく、
日本にいながらにして、
歴史的時間のなかで、意識的に、
「離れる」ことをいっています。

司馬さんは「今日の言葉」の前段で・・・。

「日本の過去を舞台にして
 人間をながめるほうが、
 ながめやすいという理由から
 いわゆる歴史みたいなものと関係が
 あるわけですけれども、
 その場合、
 なるべく火星人のようなつもりでいるんです」


いつからそういった意識をもっていたのか
わかりませんが、司馬さんの数々の名作は、
自分が火星人になったつもりで、
書いていたのですね。

あまり「火星人」という言葉に
とらわれてはいけませんね。

それほど遠く離れて、
客観的になって過去の事実を
見ようとする心の姿勢が
大事なのですね。

「日本が若い国だ」という感覚は、
さすが司馬さんといいますか、
火星人になるからこそ、感じるものだと思います!

とかく人は、感情にとらわれて、
いろいろな出来事を
曲解してしまうことがあります。

そんな時、もうひとりの自分を

「火星人」

と、いやいや、「火星人」ですと
なんだかピントきませんが、
とにかく、

「自分から離れている自分」

をもつといいと思います!





松山 淳




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