本日もお仕事おつかれさまです。
日光では朝、雪がちらついたとか・・・!
東京も多摩の方では雪予報だったようです。

なんだか冬に戻ったような言葉が
朝、ラジオから流れていましたが、
季節は春ですので、心はうららかに行きたいものです。

部下を一人でも持てば、立派なリーダーです。

くれぐれもおからだご自愛のうえ
ご活躍を祈っています。

* * *

昨日、ノーベル文学賞の講演記録をもとに
話題を展開してみました。

ヨシフ・ブロツキイ氏は旧ソビエトから
アメリカに亡命した人です。

1996年ニューヨークの自宅で心臓発作のため
天に召されました。

享年55歳。

現代の寿命から考えれば
あまりに早すぎる死ではないかと思います。

* * *

ブロツキイ氏が亡くなる約2年前の1994年12月7日。
ストックフォルムで
一人の日本人がある式典にて記念講演をしました。
その式典とはノーベル賞受賞式典です。

「大江健三郎」氏が、その日本人です。

その時の講演録を、今の私たちは
『あいまいな日本の私』(岩波新書)という本で
読むことができます。

ノーベル文学賞を受賞した講演にて
大江氏は、こんなことをおっしゃっています。

* * *

『W・H オーデンは次のように小説家を定義しました。

 《正しい者たちのなかで正しく、

 不浄のなかで不浄に、

 もしできるものなら、

 ひ弱い彼みずからの身を以て

 人類すべての被害を、

 鈍痛で受けとめねばならぬ。》 』

* * *

小説家の定義と大江氏は紹介していますが、
これはリーダーシップにおける一つの定義と
言ってもいいのではないでしょうか?

「人類すべての被害」は大げさですが・・・

「人類」を
「会社」「事業部」「部」「課」「プロジェクト」「職場」
などと、置き換えてみると、なかなかそれは、
リーダーの役割を表現していると思えます。

やや詩的ですが・・・

「鈍痛で受けとめねばらぬ」

この言葉に深い意味が込められています。

この「鈍痛」は、
すでに職場で人の上にたち奮闘されている
皆様が、私などより身を以て体験し
深い理解をしていることと思います。

「感動」は、そんな「鈍痛」の先にあるようです!

* * *

「鈍痛」だからこその苦しみもあるかと思いますが、
どうか背筋を伸ばし、
世界で活躍する日本人であることを誇りに、
厳しいビジネスの現場ではございますが、
ますますご活躍されることをお祈り申し上げます。

それでは、失礼します。

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