2012-02-15 04:30:00
「民族の布」展
テーマ:exhibition「民族の布」展
2012年 2月18日~3月31日(土日、祝のみ OPEN )
時間、am10:30~ pm4:30
2012年 2月18日~3月31日(土日、祝のみ OPEN )
時間、am10:30~ pm4:30
“青い日”は、OPEN しています。
自給的生産によって支えられてきた暮らしは、人種や民族という枠組みを超えて、「ひと」と「ひと」が互いに共有し理解しあえる経験の一つでした。
そんな自給的生産は、だんだんに経済的でないことの一つとして、否定的に扱われるようになって、たとえば、漬物はもとより、味噌、醤油などを自家製で作っていたことなども止まってしまいました。
今日では、そのような、「一度止まってしまい断絶した生活文化を見直そう。」というような動きがあるのですけれど、それはまた、従来あった“こと”とは、一線を画すもののように思います。
このような“布”をテーマとしたギャラリー展示の場合、色や模様や技法というところに興味を持つ人が多く訪れますが、企画している側の、私が想うところというのは、そのようのものを成り立たせている“暮らし”という部分について、織物を通して考えて欲しいというようなところなのです。
わたしも、いうまでもなく、「一度止まってしまい断絶した文化を隔てる溝」のこちら側の世代です。
溝の、こちら側からでは、「昔のことを、見直そう。」と、
どのようにがんばってみても、文化として連続性を持っていた溝の向こう側のリアリティーには遠く及びません。
そのような位置から、わたしは山村で養蚕を行って、絹を織っているわけなのですが・・・。
今回、展示している「民族の布」は、わたしの工房の資料として蒐集したものの一部で、多くがおみやげ物化する以前の布です。
期間中、わたしも、それらの布を眺めて観ながら、改めて、いろんなことを考えたいと思います。




















