キップ・アンダーセン監督
[Cowspiracy](牛の陰謀?)
地球温暖化の原因は?
「二酸化炭素」
だよね
本当はちがうんだって。
この映画によると、
化石燃料の使用ででるCO2 よりも、
畜産業によるメタンガスによる温室効果の方が大きいのです!!
それなのに、政府はもちろん環境団体はそんな事を宣伝しません。
いえないよねーー
「肉食をやめましょう」
なんて
それは畜産業、食品業界への経済的な問題のみならず、
食文化や現在の外食文化
ライフスタイルや人間関係に冷や水を浴びせることになるでしょう。
禁煙/喫煙問題のように禁肉派と肉食派で争い、
肉食派はだんだんと小さくなっていくのか??
なんて事がおこる近未来の映画でも見てみたい気持ちになりますが。。
監督は体を張って取材をしているけれども、
誰もこの問題について語りたがらない。
畜産業は
温暖化ガスだけではなく、
資源の消費も激しく、
たった500gの牛肉を生産するのに
必要な水は1万リットル。
ハンバーガー一個を食べるのは
シャワーを2ヶ月出しっ放しにするのと同じだそう。
アマゾンの熱帯雨林の90パーセントは
畜産業のために伐採が行われていて、
牛の汚物が未処理で流れ込む海域は
酸欠状態で魚がしんでしまう。。
こんな環境コストをすべて入れると、
4ドルのハンバーガーは11ドルになる贅沢品だそうですよ。
アマゾンの畜産業を批判していた活動家は
何人も殺されているそうです。
ああおそろしい。。
こうして誰も真実を知らないまま
人間の欲に合わせて生産される食肉。
映画では
「肉を食べながら環境保護を訴えるのは偽善だ」
と厳しい事をいう方も登場しますが、
それはもちろん正論ですが、
せめて、毎日食べているのを週に2回にするとか、、
そんな事を推奨するだけでも
世の中変わるんじゃないのかなとおもうのです。。