日曜日のリトル・トーキョー
刑事コロンボがテレビでやっていて
小池朝雄などの吹き替え版に慣れていたので
ピーター・フォークこんな声が高かったんだと
何となく本家に馴染めない感じでしたがでも
コロンボ面白いですね!犯人は彼女の愛人でした
画像はhttps://www.usatoday.com/story/life/2019/01/06/golden-globes-2019-winners-list/2483038002/
ゴールデングローブ賞授賞式
結果はこちら(リンク)
司会はアンディ・サムバーグとサンドラ・オー。
初めてアジア系女優が務めクレイジー・リッチのノミネート、今回の授賞式に合わせたか合間の
CMで最初にアジア系アメリカ人が
登場するバージョンを用意するなど
少しづつアジア系の
影響力が高まっているように感じたけれど
彼女がここに自分がここに立っている意義を
目にうっすらと涙を浮かながら話した事
またグレン・クロースが主演女優賞受賞スピーチで女性の役割を尽くすものから
夢を追っていくものにしても良いのではないかと
熱弁したのも印象深い。
私が推していたメアリー・ポピンズリターンズの
エミリー・ブラント、Homecomingの
ジュリア・ロバーツ、そしてスパイク・リーと
アダム・ドライバーは残念ながら受賞とは
ならなかった
主演男優賞はラミ・マレック
納得の受賞でマダムChocoさんに同意
そして作品賞もボヘミアン・ラプソディと
ブライアン・メイもロジャー・テイラーも出席して
クイーン映画が堂々の二冠
ラミ・マレックと監督が受賞スピーチで
フレディー・マーキュリーに感謝の言葉を
述べたけれど、この場にいなくても 稀代の
ボーカリスト、フレディーは抜群の存在感!
華やかでもアットホームな雰囲気の
授賞式を見る事でここの所
ついていない感があったけれどそれが
一気に吹き飛んだ事も
お知らせししてここを閉じます(厳禁だなあ 笑)
くまさんのビデオにも曲が登場
画像は公式ウェブサイト(アメリカ)ギャラリーから
https://www.foxmovies.com/movies/bohemian-rhapsody
原題 Bohemian Rhapsody
邦題:ボヘミアン・ラプソディ(公式サイトリンク)
Queenのどの曲が皆さんはお気に入りですか?
そうだなあ私は、気分が上がる
伝説のチャンピオン
Queenのボーカル、フレディー・マーキュリーが
バンドに入りライブエイドに至るまでの軌跡
オペラを取り入れたボヘミアン・ラプソディ
皆で歌えるアンセムRock you
そしてRADIO GA GA まで可能性を求め
急ぐように音楽的に変革したクイーン。
フレディーの行く末を見据えての事だったか
のよう。
ささいな事で笑いあう時、飛び出したいと
思うくらい険悪な時、それでも続くのが家族なら
本来の名前から苗字をマーキュリーに変え
本当の家族を後にしたフレディーは
その「家族」をクイーンというバンドに
求めたのだろうか。
行ったり来たりのメアリーとの不思議な
関係も胸が痛くなる。
寂しがりやのくせに偏屈で高飛車、側にいたら
ハッキリ言って付き合いづらいだろう
天才フレディー・マーキュリーという
複雑な人物像を口の動きで感情を表現し
冒頭で見せる後ろ姿など
仕草、話し方を飲み込み花開かせた
ラミ・マレックの演技力の高さを見せつける
「みんなが必要なんだ」
ライブエイドはクイーンと言う「バンド」と
フレディーにとっての「家族」が再スタートした
コンサート
後半登場するそのシーンは’85年の
ウェンブリースタジアムにいるような
熱気と興奮を覚える音楽映画の真骨頂だ!
ここが映画館じゃなければ歌うのに
We keep on fighting till the end
ライブエイドでこの歌詞をもしかしたらフレディーは
自らに向けて歌ったのかもしれないと思うと
何だか目頭が熱くなった。
ポスター急いで撮ってブレ気味ですね・・(汗)
原題:BLACKkKLANSMAN
邦題:ブラック・クランズマン
(日本公開3月22日 作品情報リンク)
「あの・・KKKに入会したいんですが」 この一本の電話が全ての始まりだった!
1960年代の公民権運動がまっさかりのアメリカ
コロラドスプリングス市初のアフリカ系アメリカ人の
警官となったロン・ストールワース(ジョン・デイビッド・ワシントン)は
潜入捜査官に配属後ほどなくクー・クラックス・クラン
(略してKKK、白人至上主義団体)への潜入捜査を行う事を
提案する。もう一人の「ロン」と共に
KKKの内部に迫っていくこの噓のような話は本当にあった事
主人公のロン役ジョン・デイビッド・ワシントンの
軽妙さと存在感の強さに魅せられながら
渋い音楽と共に展開していく台詞の妙
そしてユーモア
シリアスな題材をスムーズに見せて
観客を引き込むのはさすが今作品で
カンヌ映画祭の監督賞、受賞のスパイク・リーの
手腕に唸る。
「あんたにとっては救済かもしれないけれど
オレにとってはただの仕事なんだよ」
本当の「ロン」はアフリカ系アメリカ人。これは
ユダヤ系アメリカ人のフィリップ、もう一人表の
「ロン」のセリフだ。二人が
このミッションに掛ける想いが違うのは仕方ない
だけどこのフィリップが後になって言う
「別に今まで自分の系譜とか気にした事がないよ。ユダヤ系って言ったってどこにでもいる
ありきたりな白人だったからね、でも今は
ちょっと考えが変わったな。」
フィリップ役のアダム・ドライバーは
「沈黙」での現実的で人間味溢れる神父役とは
一転し今回、心情とは異なる任務にも真摯に
全うする捜査官を見事に演じて引き出しの多さに
感嘆するばかりだ。
フィリップをユダヤ系ではと執拗に疑い画面に出てくるだけで妙な不快感を与えるKKKの
狂信的な会員を演じたジャスパー・パッコネンにも拍手を送りたい。
ドゥ・ザ・ライト・シングで穏やかなキング牧師と
過激なマルコムXの言葉を
両方引用したラストシーンのように
彼のガールフレンドみたいに強さとスピードを
求める方法、主人公のように内側から
緩やかに確実に壊して行くやり方
あなたはどちらが良いと思う?と観客に
問いかけるスパイク・リーの俯瞰の
描き方は健在だ。
印象が深かったのは所々
クスっと笑う声が聞こえていた館内が次第にシリアスになりラストシーンではシンと静まり返った事。
それは今のアメリカの現実と真実を見せ
つけられたような気がしたからなのかもしれ
ないと思えた。
台詞は意訳です!
新年も明けて、今年の
抱負は・・私は本を沢山読む事!にしました。
年末の答え合わせが今から怖いような
気がしますが
皆さんはどんな今年の目標を
たてられていますか?
映画は去年、映画館とストリーミングで
30本、No1は佳作かもしれないけれど
Get outでした。
今年もどんな作品にまた出会えるのか
楽しみです
更新がほとんどないブログなのですが
今回もお付き合い頂いて有難うございます!
どうぞ2019年もよろしくお願いしします!
そして
この一年が皆さんにとって
素晴らしいものになりますように
願っています
Earlgrey