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クリーニング料金がわかりにくい

2009年11月19日 テーマ:クリーニング料金がわかりにくい
クリーニング屋さんをご利用の場合。

いつも決まって同じアイテムを同じ数だけ依頼するなら・・・

お支払いする金額も解るのではないでしょうか。

ところが、そうじゃない場合。

衣替えの時期で、結構沢山持ち込む場合。

「どの位になるんだろう?」

そんな風に思った事ってないですか?

ガソリンスタンドに給油に行くと、今日のレギュラーガソリンは1リッター幾らなのかが提示してあります。

普段通り、定期的に給油してれば大体の金額の予想は出来ます。

正確に知りたいなら、満タンにするのではなく5,000円分とかでも給油は可能ですし、携帯電話を電卓にして計算することだって可能です。

携帯電話と言えば、月々の使用料。

大体こんなもんでしょ。って感覚はあっても私なんかは実際に明細書を見ないと正確には解りません。

今月は多かったなぁって感じです。

大体解れば、不安も減少します。

でもクリーニング代ってどうでしょう?

大体これぐらいかな。

そんな予想をして、お財布にお金を入れて・・・

いざ、請求額を聞いて「そんなに高いの?」って思った事ってありません?

プライスって、買い物をする際にはとっても重要ですよね。

クリーニングは買い物ではありませんが、お金を支払ってクリーニングのサービスを受ける訳です。

料金だって重要です。

でも・・・

クリーニングの料金ってお客様側からすれば「何がいくらするか」って解り難いです。

確かにクリーニング屋さんを料金だけで比較するのは間違ってるとは思っていても、最も比較しやすいのが料金です。

逆に金額以外で比較するのって難しいかもしれませんね。

クルクル回ってくるお寿司屋なら、絵皿で価格が解ります。

高級なお寿司屋さんと本気で比較する人もいないでしょう。

美味しいと評判のお寿司屋のカウンター。

「時価」なんて書いてあると

「一体、いくら?」って不安で注文出来ないかもしれません。

だったら、聞けばいいだけの話なんですが・・・

「幾ら?」なんていちいち聞くのもスマートじゃない気がします。

特に男性は見栄を張りたい生き物だそうです。


クリーニング料金は飲食店の時価に近い感覚と感じてる方。

いらっしゃいます?

例えばブラウス400円~なんて書いてあったとします。

当然の事ですが、お客様は400円だと思いますよね。

400円よりも安価な場合は全く問題ないのでしょうが、200円も高い600円だったら。

「どうして?」

ってなるのも当然でしょう。


でも、実話としてよくある話だと思います。

まず素材の違いとして、化繊もあればシルクもありまして

その素材によってはドライも水処理も両方可能なアイテムや水洗いだけ可能なアイテム。

そしてドライしか出来ないアイテムと・・・・

洗濯の全体処理方法が違ってくるわけです。

次にデザインも様々です。

とってもオシャレでファッション性を重視したデザイン。

ブランド品。

とってもプレスが大変!

なんてブラウスもありますね。

それから・・・・

飾りボタン。

ラインストーンの沢山付いてるアイテム。

特殊な装飾がしてあるもの。

特殊加工品(シワ加工とかプリーツとか)

場合によってはボタンを外して洗って、納品時にはまたボタンを縫い付ける必要のあるもの。


それに、お預かりの際のコンディションだって毎回同じではないはずです。

汚れ具合やシミの有無によっても、作業内容が変われば料金だって変動します。

クリーニング料金は作業工賃みたいなモノです。

手間がかかる物は高額になってしまうかもしれません。

洗浄力を重視してキレイにしたいけど、素材はとってもデリケート。

ウェットクリーニングするにはリスクが!

そんな場合、リスクを出来るだけ少なくするにはどうしても手作業が必要であったりします。

結果、手間がかかるわけです。

クリーニング料金は

クリーニング店の技術料+手間代+お客様の満足料。

「このクオリティなら、お安い位だわ」

「支払った料金は安価だけど、これじゃクリーニングに依頼した意味がないわ」

実際にお財布から支払った金額だけでは比較出来ないかもしれませんね。

確かに、クリーニングに出してみないと解らない料金ってお客様の立場で言えば不満であり不安でしょう。

それならば・・・と

点数を制限する事で、金額を設定したりするお店もあります。

3点で1,000円とか。

確かにこれなら解りやすい。

クリーニング料金が解りやすいと出しやすいのは事実でしょう。

でも、クリーニングに出す理由をもう一度冷静にお考え下さい。

キレイにして欲しいとか染み抜きして欲しいなら。

洗浄力や染み抜きや仕上がりに満足しなければ・・・

結果的に得したとは思えないのではないでしょうか。


一人でバッグも何も持たずに自動販売機でジュースを買うシーンをイメージして下さい。

飲みたいから買う訳ですが、一人で一度に2本買うつもりはないと思います。

120円で出てきたジュース。

ところが、なんと!!

この自販機には「くじ」機能が付いていて運良く「当たり」ました。

その場は予想外のラッキーでテンションが上がるかもしれません。

でも・・・

私はぶっちゃけ「要らないなぁ」って思ってしまいます。

だって、2本も飲みたくないんだもの。

クルマでとか、バッグを持っていれば別ですよ。

置く場所(収納場所)があれば、後で飲めますもの。

でも、スーツ姿の男性でポケットに缶ジュースを入れる事には抵抗があるはず。

ずっと手に持って歩くのも抵抗があるはず。

結果的に、ラッキーだけど何だか複雑な気分。

結局、いくら安くても料金が解りやすくても、思わぬ「当たり」でもう一本無料でジュースが出てきても・・・

満足感がなければ嬉しくはないはずです。

私は自分のお客様から満足してもらえる事を凄く意識してクリーニング屋をしています。

確かに、当店の料金表はあっても実際のご請求額が割高な例も多々あります。

だから、わかり難いと言われても仕方ないです。

クリーニング屋に持ち込まなくても、HPで料金表を見れば全ての料金が把握出来るとは言い切れません。

実際、全く同じ服を持っていったのに料金が違った。

なんて事もあると思います。

大事な服をお願い出来るのは、料金が安いからも勿論あるかと思います。

でも、最も大事なのはお店の信用かもしれません。

解りにくい料金でも、この店に依頼したい。

そんなお店を是非見つけて欲しいです。
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