パック・エックス通信

パチンコ業界で働くみなさまのお役に立つ情報を配信中!


テーマ:
こんにちは、PX通信の富岡です。

今週はパチンコ依存問題に取り組む、NPO法人リカバリーサポート・ネットワークの西村代表理事のインタビューです。

後編では相談に来る方の年齢層、性別などに見られる特徴や、今度の取り組みについてお伺いしました。


■■■■■

パチンコ依存問題 後編

―相談にくる年齢層で最も多い年齢層はどこですか?

20代から30代が圧倒的に多いです。でも実際にパチンコをやっているこの世代の人達は少なくなってきている。でも相談件数は減らない。つまりヘビーユーザー化している人達ですよね。本当に重度の問題を抱えているのは、既にパチンコに行けなくなってしまった人たちです。まだ行けている人たちは、行き詰っていないから何とか続けられています。問題が深刻になって来店しないユーザーが、地域にはたくさんいます。ホールが思っている以上に、世の中にはパチンコで問題を抱えている人達がいる、ということを認識する必要があります。

―年齢層によって相談内容に違いはありますか?

20代は本人だけではなく、親から相談がくるケースがあります。大きな金額を使ってしまうと言うより、長く仕事が続かない、対人関係に問題を抱えている場合が多いです。社会に上手く出られないまま、パチンコにハマっている状態です。
30代の特徴は、借金を返しながらパチンコをしたり、借金をせずともやり繰りが大変な中で、今の生活を心配する声が多いです。人によってはうつ状態の人もいます。
40代50代になると家族からの相談が多いです。仕事をしないでパチンコに行ってしまう、奥さんが離婚を考えているが、子供はまだ成人していないしどうしようかと悩んでいる。
60代になると妻や子どもから夫が年金を勝手に全部使ってしまうとか、本当に年齢によって様々です。

―共通した特徴はありますか?

パチンコはギャンブル依存とは一線を画した方が良いと考えています。パチンコの依存問題は、個々のユーザーの経済的、社会的、心理的状況や問題と結びついた時に、大きな問題として浮上してきます。背景的な問題がない人が、パチンコにのめりこんでしまうことは少ないと思います。ただ、地域的にも資金的にもアクセスしやすい娯楽だけに、パチンコとマイナスの状況が結びつき問題化しやすのは確かです。
お酒やゲームなど趣味や嗜好がこれだけ多様化している世の中で、パチンコをしに行く人は、そもそも依存問題を生じるリスクがパチンコをする前から高い人の場合が多いんです。パチンコに親和性がある人は、そもそもパチンコにのめりこみやすいのです。換金制度があることで、依存性が高まっていることも確かですが、パチンコという演出や機械型ゲームへの依存に過剰に反応する人たちは、金銭的な損得がいずれ麻痺して、パチンコをしている状態にのめりこんで行ってしまいます。

―必ずしもギャンブル性だけが悪いわけではないと?

換金制度の善し悪しはありますが、色んな娯楽の中で多少の刺激は必要だとは思いますよ。世の中があまりにクリーンになった結果が本当に健康なのかと言われると、そうは思いません。
例えば東日本大震災の時に、医療も精神的ケアも充分ではなかった時に、パチンコをすることで元気を取り戻した人がいた面もあると思います。

―年齢とは別に、性別によっての特徴はありますか?

思っているほどはありません。男女比は男性の方が多いですが、元々のユーザー比率の差です。ただ女性特有の問題としては、育児や介護のストレスがあります。男性の場合は会社での対人関係など、外の世界でのストレスからの逃避が多いと思います。女性の場合は家の役割と自分のバランスが崩れるというか、閉じた感じでしょうか。生活上のストレスをひとりで抱え込んでいると問題が起きやすい。金銭的には、扶養されている立場の方が多いので、少額であっても家庭のお金を使って罪悪感を持つケースが多いですね。女性の特徴としては、依存問題が発生する年齢の幅が広い。男性は、ほぼ20代までにパチンコを経験していますが、女性の場合は子育てから開放されてから始める人など40代以降から始める人も多いですね。電話相談のデータは、問題の自覚があって、相談する行動をとっている人なので、それが問題を持つ人の全体を代表しているわけではありません。相談してくる人たちとそうでない人たちの間にどのような差があるのかは、今後調べていかなければならない課題です。

―今後どのような状態になるのが理想ですか?

より娯楽として安全になっていき、僕らのような仕事がいらなくなる事が最終目標です。簡単なマネージメントの方向性を示すだけの立場になることをまずは目指します。
昔のパチンコ業界は、例えれば恐竜だったんです。しかし今はマンモスの集団と言えるでしょう。同じ方向に向かっている時は強いですが、バラバラだと狩られてしまう。恐竜に戻りたい願望があるかも知れないが、エサが無いのだから戻る事は不可能ですよね。
僕らの仕事は過渡期の産物だと思います。ノウハウが出来てプログラムを作り、それをより安い経費で、より一般的な形で移植出来れば僕らはもう必要なくなる。電話相談は1箇所に集約する必要はないですからね。ホール単位で出来ればベストです。僕らが大きくなるのではなく、何が必要かを整理して骨格を作ったら、後はそれを配布してリニューアルしながら根付いていく環境を作る事が目標となると思います。お客様や地域から相談された時、それに対応出来るようになれば、本当に地域と共存出来ると思うんです。病気の治療とか依存症を治すとかパチンコを止めさせるとか、一方向で考えているわけではなく、色んな方向からこの娯楽のリスクを拾い集めて、対応出来るようにシステムとして変えていくものを考える。本来はパチンコホールが背負うものではないですが、社会の中の大きな存在として、地域貢献をすることで本当のサービスとなるのではないでしょうか。そうなることで、予防が出来たり、より健康的な娯楽へと発展できるのではないかと思います。

―では最後にパチンコ業界の方へメッセージをお願いします。

皆さんに協力して欲しいのは、我々のポスターを貼ってくれる事です。たかがポスター1枚ですが、必ず助けられるお客さんがいます。依存問題の事が分からなくても、ポスター1枚で守れるお客さん、お客さんの家族や友人、そして地域の人たちがいると言う事を知って欲しいと思います。僕らがやっている事は、お客様のためになる事です。お客様がどんな悩みを持って、どんな事に困っているかが見えなければ、相談内容を記録した数千の相談票がありますので、いつでも見に来て下さい。いつでも僕らは扉を開いているので、ホールの皆さんにもポスターを貼るという扉を開いて欲しいと思います。そして、その扉を通じて、お客様が助けを求める扉を一緒に開いて欲しいと願っています。

■■■■■


次回は


12月19日(水)

に配信予定です。お楽しみに音譜


ブログ村のパチンコ部門にも参加しています↓

★パチンコ情報ブログランキング


PLEASE CLICK HERE↓

   


皆さんのご意見、ご感想お待ちしていますニコニコ
コメントもしくは下記アドレスまでメッセージお願いします。
手紙info@e-pachinko.org


◎【TOPから学ぶ!】メルマガ配信希望の方はコチラへ
http://www.neo-server.com/~user1515/neo/usrctrl.php?pg=hio5

◎(TOPから学ぶ!記事一覧)
http://ameblo.jp/e-px/entrylist.html




AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

パック・エックス通信さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。