【ながら美脚・美尻】レッスンNo.1「歩き方」 | えばと鍼灸マッサージ院徒然日記

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川崎市多摩区、稲田堤駅徒歩3分にある、えばと鍼灸マッサージ院の院長江波戸雄一の日記ブログです。
医学に関する知見や、大好きな横浜ベイスターズ(NPB)、リバプール(サッカー)、お酒(ウィスキーが主)のことなどを書いてます。

「マッサージや運動する暇がない」
「エステに通うお金がない」
「でも美脚・美尻になりたい!!!」

悩み
という方のために、毎日の運動で
「メリハリ膝下・ホッソリ太もも美脚&
ツンとヒップアップした美尻(以下「MHT」)」
になるコツを今後upていきますので、
ご興味ある方はどうかお楽しみにして下さい。

まず今回は日常生活中で一番機会が多いであろう「歩き」です。
毎日の歩き方次第でMHTにもなれますし、
反対に「ガッシリ太もも&寸胴膝下&スットンお尻(以下「GZS」)」にもなります。

早速ですがMHTになる歩き方をお伝えします。
それは
「モモ裏&お尻の筋肉
(大腿二頭筋と大殿筋)を使って歩く」

です。
大腿二頭筋と大臀筋の位置↓↓
大臀筋と大腿二頭筋の位置
上の画像は右脚を後ろから見ています。

モモ裏とお尻の筋肉が使えると
こういう身体になれます↓↓
a.

b.

ロンドン五輪陸上女子200m金メダリストの
アリソン・フェリックス選手
a.は海外の陸上情報サイトより
b.は海外セレブ情報サイトより

c.

d.

ロンドン五輪陸上女子1万m9位(日本人最高位)の
新谷仁美選手
c.はNEVERまとめより
d.はhttp://ameblo.jp/streetsnap-com/entry-11297849515.htmlより


もちろん男性もキレイな脚・お尻になれます
ロンドン五輪陸上男子1万m・5000m金メダリストの
モハメド・ファラー選手
引用元失念


モファメド・ファラー選手(右)と
「皇帝」ハイレ・ゲブラシラシエ選手(左)
ゲブレ、ファラーにアドバイス
http://worldathleticmiddlelongdistance.doorblog.jp/archives/35651188.html
より

美脚&美尻
ブラジルの美尻コンテストでの1枚
見事なまでに大臀筋が発達していますね

新谷選手のお尻が少し小さいかなというくらいで、
皆さん、膝下とモモ前がスッキリしていて、
お尻がよく発達してますね。

「そんなことわかってる」と仰る方がいるかと思いますが、
もちろんこれだけじゃ終わりません。
モモ裏とお尻の筋肉を使って歩くには、
単にその筋肉を動かすことを意識するだけでは不十分です。
と言うよりも、意識しただけでは使えるようにはなりません。

必要なことはいくつかありますが、
その中でも今回は多くの人が勘違いしている
足裏の感覚についてお伝えします。
モモ裏とお尻の筋肉を使うために必要な足裏の感覚は
「カカトから小指の付け根付近のラインで地面をとらえ、
足底前方では全体で地面をとらえる」

という感覚です。
足底にかかる圧力の理想的ルート
写真の赤いラインが意識すべきラインです。
いきなりこのラインを意識するのは難しいので、
始めは下図の様に足底の外側だけを意識した方が
感じをつかみやすいと思います。
踵から小趾球のライン

このラインを意識しても
「結果的に」拇指球は通過しますが、
始めから拇指球に圧をかけようとしたり、
拇指球で地面を蹴ることを意識してしまうと、
モモ前と膝下の筋肉(大腿四頭筋とヒラメ筋)が発達して
GZSまっしぐらです\(☆o☆)/
※理論的な部分は後述

大腿四頭筋とヒラメ筋の位置↓↓
大腿四頭筋
ヒラメ筋

試しに「足裏の外側で地面をとらえる感覚」と
「拇指球で地面を力強く蹴る」という
2つの感覚を極端に意識して歩いてみて下さい。
早歩きするとよりハッキリと違いが分かると思います。
モモ裏・お尻が張る方はMHTになる歩き方で、
モモ前・ふくらはぎが張るのはGZSになる歩き方です。

モモ裏・お尻の筋肉はとても大きな力を発揮できる筋肉なので、
早歩き程度では張り感は感じないかもしれません。
少しでもモモ前・ふくらはぎの張り感が少ない方が、
MHTに近づけます。

何も意識しなくても、
少し早足で歩いたり、走ったりすると
モモ前とふくらはぎが張ってくるという人は、
歩き方・走り方がすでにGZSになる動き方です。

こういった場所の筋肉が張ることに身に覚えがある方は、
脚の形もひざ下が寸胴で、モモ前の筋肉がモリッと発達していて、
その割にはお尻が小さいはずです。
GZS
http://diet157cm.blog.fc2.com/blog-entry-3.htmlより

多くの日本人が「拇指球」教に
洗脳されてしまっていると思われるので、
恐らく大半の方がモモ前とふくらはぎが張ってくると思います。

街中で道行く人の歩き方・脚の形を見たり、
治療で直接脚に触らせてもらうと、そのことを強く実感します。

今現在GZSだからと言って諦める必要はありません。
GZSになってしまっているのは、
「日本人だから」とか「親からの遺伝だから」でもなく、
あなたの歩き方が
そうさせているのです!


歩き方などの日常動作を変えれば、ある程度時間は必要ですが、
誰でも美脚・美尻になれます!

私自身も歩き方や走り方を変えてからまだ1ヶ月程ですが、
徐々に体型が変化してきました。
本ブログ「体型の推移」をご覧下さい。

まずは今日からMHT目指して、
「カカトから小指の付け根付近のラインで地面をとらえる」
ことを意識して、モモ裏とお尻の筋肉を使って歩きましょう!

疑問・質問はコメント欄にメッセージ頂ければ、
可能な限り答えていこうと思っています。

次回は歩くときの踵のつき方について書こうと思います。

ロジカル・エクササイズでは上記の歩き方の指導も行っています。

筋肉の図は全てプロメテウス解剖学 コア アトラスより