■二つ折りの離けい紙に挟んだ上からクッションペーパーを置き、中温のアイロンを
強く押し当てたまま、ゆっくり15秒数えます。
■一度に全体を温めようとすると端の方まで熱が伝わらず接着不良をおこす恐れが
ありますので、まず全体の半分をアイロンを動かさないで温め、ゆっくり15秒数えた後、
残った半分に再び押し当て、ゆっくり15秒数えます。
■表からの加熱が済むと、同じように裏返し、クションペーパをのせて半分15秒ずつ加熱
します。押し花アイロンフィルムを熱で融かして繊維の中に浸透させるつもりで強く押し
当てて下さい。小学校低学年のお子様の力では体重をのせても弱いので、
お母さんの手助けが必要です。
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押し花をデザインした台紙は凹凸があります。それを平面のアイロンで直接温めた場合
凸の部分と接したフィルムだけ先に融け、凹まで熱が伝わる頃には、先に凸の部分で
熱せられたフィルムは薄くやぶれてしまいそうなまで融けてしまいます。
弾力性のあるクションペーパーを置いた上からアイロンで加熱すると、やわらかい熱が
凹凸立体的にまんべんなくゆきわたります。