パロマ工業(名古屋市)製湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒事故で、業務上過失致死傷罪に問われた元社長、小林敏宏被告(72)と元品質管理部長、鎌塚渉被告(60)は期限の25日までに控訴せず、執行猶予3年が付いた禁固1年6月と同1年が確定した。事故で亡くなった上嶋浩幸さん(当時18歳)=東京都港区=の母幸子(ゆきこ)さん(56)は会見し「(元社長らは)浩幸の墓前で謝罪してほしい」と話した。

 幸子さんは、生前の浩幸さんと一緒に買いに行ったという四つ葉のクローバーのペンダントを身につけて会見。「有罪判決が確定しても、ヒロ君は戻ってこないのが悔しい。(元社長らは)公判でいつも『誠心誠意対応する』と言ってきたが、具体的に何をするつもりなのか。執行猶予の3年がたったら、そのまま忘れてしまうのではないか」と悔しさをにじませた。

 一方、小林元社長らは「裁判所の判断は心外だが、個人的事情により控訴しないことにした」とのコメントを発表した。【伊藤一郎】

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