学習障害(ディスレクシア)と英語教育

学ぶことに困難さを感じているディスレクシアの子どもたち。日本語よりも英語に顕著に現れます。英語を学ぶことを避けて通れない日本のディスレクシアの子どもたちに楽しく英語を学べる指導法を公開しています。

英語を教えて出会った学ぶことが困難な子どもたち。知らなかったあの頃、よい先生のふりをしながら支えてあげられなかった。「なぜ」からスタートしたディスレクシアを含む様々な発達障害の子どもたちに学ばせるコツを学ぶうちに希望がもてた。


アメリカで学習支援のインストラクターの資格を取りました。その子の特性を活かせばだれもが学ぶことができるのだと実感。勉強のやり方だけを指導するより様々な療育法と組み合わせて学習能力や運動機能などの向上を目指して学ぶことに必要な脳内のニューロンネットワークを強化することがより子ども自身の困り感を軽減してあげる近道であると知りました。


それは日々の暮らしの中にあります。大切なことは立ち向かう覚悟すること。決心すること。そしてお子さんに起こっているひとつ、ひとつについてよく知ることです。私も昔は指導しながら子どもにイライラして子どもを責めていました。今、この発達障害という誰もが持つ脳の働きの弱さを特別視することはありません。むしろ一緒に頑張っていこうなと張り切って脳に働いてもらう様々なチャレンジを子どもたちと楽しんでやっています。


知らないと大変で振り回されてしまうけど、深い知識はいつも穏やかに対処できる自分を支えてくれます。湯布院に親子で学ぶ研修所を作りました(宿泊は無料)


それぞれの発達障害について、特性に合わせた学び方のコツ、毎日の積み重ねでできる家庭内療育法、脳の働きを改善してくれるIMトレーニングのこと、そしてあるがままの自分を、我が子を受け入れること、人を自分の物差しで測らない生き方を皆さんと学んでいきたいと思います。


ディスレクシア支援協会HP  http://www.english-dyslexia.com/index.html


IMトレーニングHP   http://www.imtraining.jp/ ★2月受講生募集中★



湯布院親子研修所のご案内はこちら  http://www.imtraining.jp/ 湯布院親子研修所/



         


NEW !
テーマ:

本日、20:30よりIMトレーニングの説明会をSkypeにて行います


詳しくはこちら をご覧ください


現在IMトレーニングは6歳の幼児から成人の方まで年齢に関係なく


ごく単純な動きで脳を改善することができます。


アメリカのInteractive Metronome社のホームページはこちら です


私が一番着目したのは自宅でご自分たちの都合の良い時間に


改善のためのトレーニングを行うことが短時間(約2ヶ月~3ヶ月)でできること


それでいてトレーナー(私です❤)から毎日様々な療育の情報やアドバイス


を受けることができます。学ぶことに何の関係のないような動きですが


体から脳に信号を送ることで脳の様々な機能を連携させていくことが


できます。そのそれぞれの脳の機能を連携させていくという行為が


学びにくさに弱さを抱えているお子さんの困難さを軽減することに役立ちます。


中には身体イメージが取りにくく、学ぶことだけでなく


スポーツする以前に身体イメージが取りにくく、ぎこちない動きで


不器用さがあり生活にも困難がある場合にも効果があります。


現在IMトレーニングを受講中の方たちの多くは、我が子が


こんな単純な動作さえぎこちなくスムーズに動かすことができなかったのかと


新たに気づかれて改善のために熱心に取り組んでおられます。


どの程度できて、どの程度できないのか


私たちは意外と身近にいる人のことを知らずに過ごしています。


そして理解したつもりでも本当は理解できていなかったのだと気付かされて


お子さんを心から受容して支えようと覚悟された保護者の方が


多くいらっしゃいました。そのことだけでもお子さんにとっては


本物の味方ができて良かったと思うのです。





個人差はありますが、短い期間に集中して取り組むことで


体の動きがスムーズになったり、動きだけでなく作業の取り組みが早くなった


意欲が出てきたなどの効果も表れています。



またディスレクシア支援協会では私の専門分野の英語の学習支援も


おまけ❤でプラスさせていただいております。


今年3月末までオープン記念価格で提供させていただいておりますので


新学期に間に合うようにトライしてみませんか。



IMトレーニングの説明会のお申し込みはこちら のホームページの


お問い合わせからお願いいたします。


その際、Skype名と登録された電話番号かメールアドレスもお知らせください


迷われている方はぜひご参加くださいね。





テーマ:

読むのは大の苦手、でもちゃんと読めるようになるのよ


英語教室に通ってくるS君(小学1年生)、フォニックスを学び始めるときも


尻込みしてましたっけ、サインやキーボード、エアーライター。。。


体を使って文字と音の関係をしつこ~く学び始めたのは昨年の春


ちら見せ当てっこゲーム(アルファベットのほんの一部だけを見せて

線やカープ゛を意識してもらいます)や


アルファベットビジョントレーニング

(ばらばらに書いたアルファベットを順番に目でA~Zまで追っていく)



カップレース、サンドペーパーカードの文字当てクイズ等々をやってから


おはじきでアルファベット文字の形を覚える練習を始めます



今はやっと鉛筆を持ってアルファベットを書くところまでこぎつけました


この時期には鏡文字なしでスラスラとノートに書くことができます


レッスンの開始に書けるようになったアルファベットの刷り込みをするために


毎回A~Zまで書いてもらいます。書けるようになっても長期記憶に移行するまで


1年以上は毎回書くことを続けます。週に1回のレッスンなので。



そして小文字のマスターが終わったら、母音の練習、音の足し算を繰り返し、


短い単語が読めるようになったらフォニックスを念頭に置いて作られた


絵本の音読が始まるのです。この時の子どもたちの嬉しそうな顔と言ったら


ありません。お迎えに来るお母さんたちに自慢している様子は


学ぶことへの真摯な努力の成果を手にした者だけが得られるご褒美


自分を誇らしく思える瞬間で私もこの仕事をしていてよかったと思う瞬間です



読むに至るには読むことに弱さを抱える子供たちの原因ともなっている


音韻障害の克服をフォニックスのマスターによって行い


何度も音を足し算する事を繰り返して定着させた成果を読み続けることで


更に強固なものにしていきます。私のお教室では100冊の英語の絵本を


音読してこの時点でサイトワード(フォニックスにあてはまらない言葉)の


マスターも目指します。



子どもたち個々によって100冊を終える時期は違いますがその後は


またさらにレベルアップした絵本の書き写しをしてその書き写した物語を


音読してもらいます。全部で200冊の本を音読することになります。



書字に弱い子どもも最初の一年で文字を書けるようにしてありますが


小文字の大きさなどに問題が残るケースもあります


この100冊の絵本の書き写しでこの問題を解決するお子さんもいます


小学5年生のT君は書字に問題がありました。長い間国語の大きなマス


ノートで英語を書いていましたが、書くことを始めて4年、


今は英語の狭い4本線にも上手に書けるようになりました


けれどそのことが彼にもたらしたものはとても大きかったように思います。



文章を声に出して出来るだけ早く読む音読の脳トレが、


最近の脳科学研究で前頭前野を活性化させることが知られています


音読は読むこと以上の効果を脳にもたらしてくれます


私のところは間違えたら最初から読み直しで一度自分の席に戻って


練習をしてから再挑戦というルールですから何度も読みます。


わからない単語は聞いてよい、ただし読める単語は文字を


分析しながら自分で読めるようにアドバイスしながら行っています。


決して学習者を孤独に追いやったりしないように工夫して


いつでも HELP ME が言える環境の中で楽しく読むことが大切です。



覚えることか苦手な子どもたちがたくさんの英語に目から、耳から


触れてボキャブラリィを増やす、サイトワードをものにする、


英語の音からスペルを入れるなどお得がいっぱい詰まった音読です。


ぜひお試しください。













テーマ:

人は外からの情報を目や耳でキャッチしてその時々の目的に応じた形で


取捨選択をすることで効率の良い情報処理を行っています


入ってくる情報すべてを処理していたら脳がパンクしてしまいますからね。


そこで、脳は情報処理の効率化のために、自らが選択的に注意を向けた


情報を優先的に処理します。そして、それ以外の情報は


シャットアウトしてしまいます。複数あるうちの1つ情報に対して


向けられた注意のことを選択的注意といいます。


また、選択的注意の対象となった情報を脳が優先的に処理し、


その他の情報をシャットアウトしてしまうことを


カクテルパーティー効果といいます。だから私たちは、


騒がしい雑音があふれるパーティーの席でも聞き取りたい会話が


あれば意識することで聞きとれることができるのです。




もともと注意というのはトップダウンの注意とボトムアップの注意の


2種類があります。トップダウンの注意は選択的注意と同じ意味です。


ボトムアップの注意というのは、他とは異なる目立つ情報や、


自分の身に対して危険な情報などに対して自然に向いてしまう注意のこと



トップダウンやボトムアップとは、情報の流れ方をあらわしています。


トップダウンの注意では、脳の高次の領野(意識や考えを司っている)が


低次の領野(単純な視覚や聴覚の情報処理を司る)に対して、


「こういう情報が入ってきたら、それを優先的に処理しなさい」という指令を


出しているのです。つまり、情報の流れは高次から低次に行くのです


ボトムアップの注意では、低次の領野が高次の領野に対して


「変わった情報(または、危ない情報)を見つけましたよ」といったように


高次の領野に対して自主的に報告しているのです。


つまり、情報の流れは低次から高次というわけです。



選択的注意ができない人は、はガヤガヤとした環境の中にいると、


すべての音が耳に入ってきてしまうために、


必要な情報や相手の声に集中することができません。


たくさんの情報の中から自分に必要な情報をすくいだすことができるのが


人間の心理で備わっている能力ですが、


選択的注意ができないということは、必要の無い情報まで


受け取ってしまうことになり心理的にも疲れてしまいます。



私たち子どもに対して何かを学ばせる仕事をしている人は


この選択的注意について多少なりとも知識が必要なのではないかなと


思います。子どもたちが英語という言語を学ぶ際、選択的注意が


自動的に働く状態が良いことになります



例えば神経機構においては情報処理の際 適切なインプットが行われれば


脳内情報処理システムは、学習者の選択的注意を通して働きます。


そして、言語の意味は、視覚、聴覚などから入力される感覚(外部)情報と


脳内に既に存在する背景知識とが相互に作用して行われます。


ここで覚えておかなければならないのは、


情報が入力される初期の選択的注意は、聴覚や視覚などの外部からの


刺激をインプットする際にフィルターがかかってしまう状況になるのに対し


情報が入力されてしばらくたった後では、感覚的入力情報は、


制限されることなく選択的注意は認知的処理と同時に起こると


考えられています。選択的注意を促すことで、それぞれの個人の


内的状況によって、学習者の背景知識を活性化させて、


入力情報とそれを相互作用させることで


学習の到達目標に達することが可能になります。



認知的側面ではボトムアップ処理とトップダウン処理があります(前述)


ボトムアップ処理はに入力情報を知覚して理解する段階で


ひとつ、ひとつの情報を積み重ねていきます


私たちが言葉を聞いたり読んだりするとき、音声や文字を



知覚してその内容を認識して理解するといった低位レベルの



情報処理方法はこれにあたります。



トップダウン処理は学習者がこれまで積み重ねてきた


概念や関連情報、知識などを新しく入力した情報と照らし合わせ


意味を構築していく作業です。


トップダウン処理とボトムアップ処理の二つの情報処理方法が


同時に行われて、情報処理が進み、理解と記憶が促進されます



その後、それらの情報はあまり広くはない短期記憶の部屋に入ります


狭いですからフィルターにかけられ情報が選択されます


捨てられないように何度も繰り返し学習することで


短期記憶の部屋に留まり、意味的処理をして長期記憶の部屋に


送られます。音声や文字処理などの認知的な活動は短期的な情報を


どれくらい保持していられるかが理解を促進する要素だといわれています




お勉強の中でそれらを鍛えることができるのはそんなメカニズムを


理解して子どもたちに選択的注意を促しながらインプットし


トップダウン処理とボトムアップ処理をうまく使わせながら


指導することができる先生です。もしくは保護者の方。


指導者の方の工夫がものを言います。


是非、参考にしてみてくださいね。



IMトレーニングはこの選択的注意のトレーニングにも役立ちます❤






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