文化庁は8日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産の「代表一覧表」の記載候補として09年8月に提案した13件のうち、茨城、栃木両県で伝承されてきた染織「結城紬(つむぎ)」と沖縄に伝わる歌舞劇「組踊(くみおどり)」の2件だけに事前審査が行われたと発表した。残る「男鹿のナマハゲ」(秋田県)など11件は来年以降に事前審査が持ち越しとなった。

 代表一覧表は世界遺産の無形版。同庁によると、今回は日本を含め35カ国から147件が提案されたが、事前審査を行うトルコ、エストニアなど6カ国で構成する補助機関が5月17~20日の期間中に35カ国54件分しか処理できなかった。6月のユネスコ締約国会議で今後、各国の提案数を制限するかを話し合う。

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