やっぱり、ヒーローものはこうでなくっちゃ!!
「ダーク・ナイト」のヒットで、バットマンが脚光を浴びた今年。
映画としてどちらが楽しめるか・・・・??
といえば、私は断然コチラを推しますね。
なんといっても、主人公の弾けた明るいキャラクターと、変身するための装備の豪華なカッコよさ。
爽快です!!
アイアンマンの正体、トニー・スタークは、アメリカ巨大軍需産業会社のトップ。
天才的な発明家ではあるけれど、ルーズな性格でお尻も軽い。
そんなトニーが、アフガニスタンでテロリストグループに捕らわれる。
アメリカの正義のため、世界の平和に貢献するために使用されているはずの自社兵器が、敵方の手に渡り利用されていることを知ったトニーは、奇跡的な脱出の後、自社の武器生産中止宣言をすると共に、密かに最強の正義の味方装備を作り始める・・・・!
お金持ちのボンボンが、突如正義の味方となって活躍するというのは、バットマンのブルース・ウェインと共通していますよね。
ジョカーの Why So Serious? のセリフじゃないけれど、悲壮感が終始漂うブルースよりも、お茶目なトニーのほうが、断然魅力的です。
チャラチャラしたトニーが、身体を張って自らの開発作品のテストを繰り返し、一か八か限界に挑戦する姿がカッコいいではないですか。
また、バットマンがあくまでも自らの正体を世間に明かせずに活躍しているのと対照的に、トニーがあっさりと
アイアンマンは、私です。
宣言をしてしまうところも、痛快でした。
トニー・スタークを演じるロバート・ダウニー・Jr。
まさか、彼がヒーロー役をやろうとは・・・・・!
想像が出来ないな~と思っていたけれど、とっても素敵。
世間の40代、まだまだクタビレている場合じゃないですよ~。
いざとなれば、頭も身体もフル回転で、悪と闘うだけの力を持てるはず。
ついでに色気もね。
トニーのアシスタント、ペッパー役にグウィネス・パルトロウ。
控えめながらツボを心得た、理想のアシスタントを好演しています。
この映画をきっかけに兵器を商売とすることについて、もうちょっと真面目に考えてみるならば、ニコラス・ケージ主演の映画 ロード・オブ・ウォー をお薦めします。