有閑マダムは何を観ているのか? in California

映画に本に音楽。

山に海に庭。

インドア・アウトドア共に楽しみたい私の発見記録です。


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期待していなかった映画が、意外に面白かったときは、とってもラッキーな気分になりますよね。

この映画も子供が行きたがるので一緒に観てみたら、面白いのなんの!


アメリカでも先週末の公開と同時に、全米映画興行成績一位 になったというのも、納得です。


いまどきは子供も

「そしてお姫様と王子様は、永遠にしあわせに暮らしましたとさ・・・おしまい。」

という典型的なおとぎ話では物足りないのか、ファミリー向け映画の中でさえお姫様や王子様、おとぎ話そのものがパロディ化されたり、皮肉な視点で描かれること、多いですよね。

シュレックなんか、それでヒットした典型といえるかもしれない。


では、Happily Ever After を、おとぎ話の本家本元ディズニーが扱うとどうなるのか??




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映画は、典型的なディズニーアニメーションでスタートします。

森の中、いつか素敵な王子様があらわれることを夢見て待っている、可憐な娘、ジゼル。

自分の運命と未来を何の疑いもなく明るく信じ、小鳥やリス、鹿、動物達に囲まれて暮らしています。



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この国で、まったく彼女の予期しているとおりに白馬に乗ったエドワード王子が現れ、出会った二人は即恋におち、即結婚を決意!

ところが、これまたおとぎ話にはつきものの、美しくも意地悪な継母。

王子の継母は、自分の手中にある王妃の地位を小娘に譲り渡す気などさらさらなく、結婚の舞踏会に行くつもりのジゼルを騙し、恐ろしい世界へと突き落とす・・・





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その恐ろしい世界とは、現代のマンハッタン


せわしく人々が行き交う大通りのマンホールの中から、ありえないほどフワフワ&フリフリの純白のドレスを着た女が現れたら、そりゃもう、みんな目が点。

その上、お城はどこだとか、結婚の舞踏会がどうの、王子がなんの、なんてわけのわからないことを口走るのだから、だれも気味悪がってろくろく返事すらしてくれません。


おとぎ話の住人も、現実に紛れ込んでしまうと、コメディアンか狂人のように見えてしまうのですね・・・。


とにかく、ジゼルを演じるエイミー・アダムスが、この映画の成功の大きな鍵を握っていましたね!

ディズニー・プリンセスの立ち居ぶる舞や表情を、良くぞここまで捉えた演技をしてくれたもの・・・!!

すばらしい。



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途方にくれて夜のマンハッタンをさまようジゼルを見かね、一晩のつもりで救いの手を差し出したのが、バツイチの弁護士ロバートと、6歳の娘モーガン。

Happily Ever After を当然だと、何の疑いも持たないジゼルは、そんな原理では回っていないこの世界にだんだん気付き、混乱も感じますが・・・。


一方、初めはジゼルのことを奇異な目で見ていたロバートも、彼女の純粋さや信じる明るい心に考えさせられることもあり・・・。



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ロバートを演じるのは、パトリック・デンプシー。

そう、ドラマ「グレイズ・アナトミー」のかっこいい脳外科医、ドクター・シェファード。

彼、今ひっぱりだこですね~。



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そのころ、ジゼルを救うためにエドワード王子もこちらの世界へやってくる・・・。




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おかしな格好をした、おかしな振る舞いをする人が次々とマンホールから飛び出してくるので、みんなびっくり。


エドワード王子は、ジゼルを探して奔走するのですが、それと同時に意地悪な継母はなんとかジゼルを殺してしまおうと魔法を使い、策を練ります。


このところ意地悪な役柄といえば、ミシェル・ファイファーが目立っていましたが、今回の役はスーザン・サランドン。



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もう一人(一匹?)忘れてはならない、かわいい存在がコチラ。



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魔法使いに狙われる、大好きなジゼルの危機を救おうと大活躍。


さてさて、おとぎの国からやってきた無邪気な乙女は、無事にあちらへもどっていけるのか?

それとも・・・??


いやあ、さすがディズニー!!

おとぎの国の住人達と、厳しい現実社会をこのような形で組み合わせるとは、やってくれます。

Happily Ever After そのまんまの原理は、今の日常生活ではなかなか通用しなし、複雑な現世において単純なフェアリーテイルの人々の行動がいかに滑稽に見えるかも踏まえた上で、それでも

「そんなもの、馬鹿らしい」

と鼻先で笑ってしまうようなものではない。

信じる心も大切、夢も大切。


へたすると「子供だまし」とみなされてしまうディズニーのクラシックなテーマを、大人も子供もいっぱい笑って楽しめて、明るい気分になれる素敵な映画に仕上げてくれています。


殺伐とした時代、誰もがあくせくとしがちな現代だからこそ、こんな映画が必要なのですね!!






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