自分の顔が許せない! 

2005-09-28 テーマ:

すごい題名でしょう、この本?


「美容整形の女王」中村うさぎさんと、「顔に痣のあるジャーナリスト」石井政之さんの二人は、異なる理由ではあっても、「顔」ということについて普通の人より何倍も考えざるを得ない人生を送ってきています。

その二人が、どうしてそんなに顔や容姿にこだわり、悩むのか?という対談をした本です。



中村 うさぎ, 石井 政之
自分の顔が許せない!


本にある通り、社会はどんな外見の人にも平等ではない。

きれいな顔の人は、醜い顔の人よりも得をするようになっていると思います、特に女は。

どんなに社会的に成功していても、

「だけど、ブスじゃん!」

の一言で済まされてしまうこともある、それは事実だと思います。 

(その例として本にとりあげられた、林真理子さんの立場は・・・?)


しかし、自信満々ではないにしても、私自身は自分の顔を「許せない!」とまで、思ったりはしないです。

美容液をつけてみたり、日焼けしすぎてシミが出来ないかと心配したり、爪に色を塗ってみたりなんかはしても、注射を打ったり、切り貼りしたり、胸にシリコン入れようとか、そんな気は全くない。

それどころか、ピアスの穴を開けることすらも敢えてしたくない(おへそや、舌や、あんなところやこんなところはもとより、耳でも)、小心者でもある。


自分は外見が悪いので不幸である。 

整形して生まれ変わり、幸せな人生を歩みたい。 

そういう人の望みを叶える、Extreme Make Over というテレビ番組がありました。 

日本でも同じような番組がつくられましたよね。

あのような番組を見ても、腑に落ちない。

直してみたところで、やっぱり次々もっと手を入れたいところがでてくるだろうし。


髪を切りに行くだけでも、

「ここをこんな風にして、後ろはあんまり切りすぎずに。」

なんて細かく注文して、希望の髪型の写真まで持参したところで、出来上がりはどうもちょっと感じが違ったりすること、よくありませんか?

まして、顔にメスを入れるときに、自分が前もって予想している全くその通りになるとは、ちょっと考えられないですよね。

でも、髪と違って

「あー、なんか違うけど、まあいいわ。 またどうせ伸びるんだから。」

そういうわけにはいかない話で。


また、アメリカにいた時だと、

「私、来週、豊胸手術するんだ~!」とか

「この前、してきたから、まだ少し胸が痛くて。」とか

あけっぴろげに堂々と宣言する人たちにとても違和感があって、

「そういうことは、こっそりとするものじゃないの?」

「シリコンで大きくした巨乳でも、自慢の種にはなるのだろうか?」

「いくらなんでも、そんなスイカみたいなもの二つもくっつけたら、肩こらない?」

など、謎は膨らむばかり。

しまいには、

「もしや、あんたもするべきだ、と暗に私に薦めてるわけ?」

と、疑心暗鬼になったりまでして。


そんな私にとっては、ここで語られる中村さんの話は、

「そういう心理なのか!」

と、今まで腑に落ちなかったことがすっぽりと腑に落ちるものでした。


興味のある方、一読の価値ありです。


この話、もう少し考えてみたいので、また続編書く予定。



コメント

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1 ■コメ&トラバありがとう~♪

私は整形には反対だな♪
今は個性多様化の時代♪
貧乳でも不美人でもそれぞれ女性特有の美が備わってる♪ただ、美しくなりたいというその気持がいじらしい♪
巨根神話と同じでコンプレックがあるからそういう商売が成り立つ♪
私はむしろ、貧乳に知性を感じて好きだが♪
昔から言うじゃない「美人は3日経ったら飽きるけど不美人は3日経ったら慣れると」
整形して画一的な顔より、個性的に活きてる人は皆美人だと思うよ♪

2 ■よっぽど

自分の顔が嫌だったら整形してもいいと、私は思います。あのマリリン・モンローも鼻を整形したようだし・・・
でも、一目みて不自然な整形の顔の人はシラケテしまいます・・・
整形巨乳もシラケます(笑)
結論としては、できればナチュラル、自然体が一番いいのですが・・・

3 ■中村うさぎは

最初の頃のエッセイの捨て身振りが最高に可笑しい。その延長上の女王様ぶりなのですが、最近はフォローしていません。。
でも整形したときの女性雑誌、立ち読みしました。怖いもの見たさ。。
森昌子、森進一の整形仮面夫婦には笑いました。原型をとどめない鼻筋。夫婦揃って同じ目つき。あれで整形めおと漫才やれば芸能界復帰できたのに。
あと、松嶋菜々子の鼻。子供生む前と復帰後の鼻、違いすぎ。何をも恐れない俺は指摘します!!

4 ■外見、容姿といえば

ふと、サンダカン8番娼館の話を思い出してしまいました。
生まれつきの要素は仕方ないにしても、不慮の事故とかで容姿が変わってしまったら、やはり何とかしたいと思うかな、っと。

5 ■整形コメント、有難うございます。

マークさん、
貧乳に知性。 そうそう、大きけりゃいいってもんじゃあないと思いますが。 でも、周りがどう思うより、自分で自分の貧乳が許せないんでしょうね。
コンプレックスを逆手に取ったビジネス、うまくやっていますね。

えいよーさん、
本人が満足なら、それは個人の自由と言うことになりますけれどね。
その辺の話を、続編で書く予定です。

映画侍さん、
整形の雑誌、読まれたんですか。
女性誌はたいてい美容外科が大きな広告元になっているので、手術前・手術後の写真は載せてもらえても、手術中のプロセスを載せてもらえるところは、なかったそうなんです。
全てはビジネス、ですね。

abroaddiary さん、
事故や生まれつきの欠陥(対談相手の石井さんの痣のように)のための整形は、また話が違ってきますよね。 それはやっぱり、なんとか元に戻したいと思う。 乳がんの再建手術とかね。

それにしても、ここまでのところ整形コメントくださったのが男の方ばかりだったのがおもしろいです!
女性の方々、いかがでしょうか?

6 ■大学の後輩の男が、

整形をしたのです。目を二重にして。
ごく普通の顔だったのに、バランスが崩れ実に奇妙な顔になってしまいました。本人はそれでいいと思っているらしいのですが、そのことを話題に出来ないままでいます。
依然としてそいつはもてないままです。。。

7 ■眉間に出来たシワ

↑コレが出来た時は、さすがに注射で簡単にプチ整形に目がいきました(笑)
イライラしていた時期で....
でも、私は怖くて出来ない派。
整形して、自身が満足で、明るくなれれば良いと思います。
(普通のコメントでごめんなさい)
でも、整形も趣味同様、「もっと、もっと」ってなる人もいるらしいのが怖いです。
遺伝子なんて、意味が無くなりますもんね。

8 ■無題

整形私は賛成。だってブスがこんなに多い世の中なんだから、少しくらいしたっていいと思う。ブスはいるだけで迷惑だし。と、いうのも実際ブスな子にかなりいやな目にあわされているからなんだけど。ブスな人は、きれいなものを受け入れることができない。
私たち普通の人間が、森やきれいな花や空を見て、きれいだなって思えるのに、ブスにはそれができない。私が言ってるブスは、心のブスですね。長くなってすみません。

9 ■にゃあさん、

おお、なかなかに辛口なご意見。 ・・・心のブスの話ですね。 こればっかりは整形でもどうにも出来ないんですよね。  しかも顔かたちと違って、本人の自覚すらないところが、困りものです。
コメント有難うございました! また遊びに来てください。

10 ■中村うさぎさん、石井 政之さん

こんばんは。
中村うさぎさん、石井 政之さんの本は最近読みました(『自分の顔が許せない!』とは別の本です)。
「容姿における美とは何か?」とことを考えるために読んでみたのです。
整形に関して私は「中立派」です。
自分はしてみようと思ったことがありませんが、それは「男性」というジェンダーに守られているためかもしれませんね(笑)。
妻や恋人に整形手術歴があると分かっても、それほど気にしないだろうと思います(単に無神経なだけかも?)。

11 ■喜八さん、

「自分の顔が許せない!」とは別の本、気になります。 やはりテーマは同じなんですよね?
喜八さんのブログに、ありますか?
男性でも、きっとすごく自分の外見にこだわる人もいるとは思いますが、女性のほうが圧倒的に気にする問題ですよね。

12 ■こんにちは

> 「自分の顔が許せない!」とは別の本、気になります。 やはりテーマは同じなんですよね?

中村うさぎさんは『美人になりたい うさぎ的整形日記』、石井政之さんは『肉体不平等』です。その他にもそれぞれ何冊かずつ目を通してみました。これらはダイエット(減量)の記事を書くための資料として読みました。

ブログの記事にはなっていません。

石井政之さんは『肉体不平等』ではご自分の顔のアザについて触れられていないので、後に『顔面漂流記 アザをもつジャーナリスト』を読むまではアザのことは知りませんでした。そのため『肉体不平等』を読んだ時点では「なぜこの人は容姿にこんなに拘るのだろう?」と思いました・・・。

13 ■喜八さん、

「自分の顔が許せない!」を読むまで、私は石井さんと言う人のことは全く知らなかったのです。 でも、この本の中でも、ご自分が以前書いた「顔面漂流記」「肉体不平等」のことには触れてありました。 
顔に生まれつき痣があって容姿に拘泥することと、そうでなくて美醜の問題を気にすることは、かなり根源が違うように思いました。
早速のお返事を頂き、どうもありがとうございました。

14 ■単純性血管腫

私は 生まれつき痣があります。この本は読んだことは ないのですが・・・整形をして 姿かたちが美しくても 中身がともっなっていなければ何の意味もないような気がします。そして外見 容姿で人を判断する人は さて自分を鏡で良く見てほしい。それほどの容姿でもないやつが多いい。
私はカバーマークで痣を隠して生きている。
化粧をすると以外にも モテル?!しかし 彼氏ができ本当の自分を見せたとき 初めて自分に対する気持ちが 本物か見極める事ができる。
と同時に 悲しみがおとずれる事が多いい。私は 自分の顔は嫌いではない。でも 自分の顔が好きな人に受け入れてもらえないとき こんな顔は嫌だと思ってしまう自分がきらいです。

15 ■ほっぺさん、

こんにちは。 今、ほっぺさんのブログを見に行ってきました。
生まれつきの痣を持つ人だけがずっと悩んで来た問題、私もこの本で石井さんの書いていることを読んで、少しは理解できたつもりでいます。
本当の自分を受け入れてもらえるかどうか? それは痣以外にもきっと皆何かあるんですよね・・・。
ただ、それが表に表れているかどうか。 どちらの場合も、全てを含めて好きだといってくれる人が本物だと思いますね。
有難うございました。

16 ■コメント

ブログにも来ていただいてありがとうございました。
もし 私が 普通の肌で生まれたら それはそれで また違う悩みを抱えて きっと整形する人も 綺麗になっても きっとまた違う悩みが出てくるのでしょう。結局 同道巡りになってしまう。
本当に人間は欲深い生き物である。
ちょっと ここのお題とズレてしまってすみません。

17 ■ほっぺさん、

イエイエ、私自身、しょっちゅうブログの中で、本や映画の本来のテーマとずれているくらいで、ほっぺさんの書いていらっしゃることは、まさに私の思っていたことです。
容姿の問題についてもそうですし、何事においても、人間って一つの欲求が満たされると、また別のものが欲しくなったりして、だからこそ進歩があるのかもしれないけれど、難しい生き物だと思います。
またお越しくださいね。

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