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土星の前に立ちはだかるウサギ兄貴


たかちほの「宇宙へ行きたいな」の声に子供が希望を叶えようと頑張っているらしい。
家の子供の魂年齢は100万歳だ。
子供「私はママが生まれるのを上から見てました。あっママが生まれたと思ったから、私が宇宙に連れて行く係りになっていたんだよ。でもママは何も覚えてないでしょ?」
 ママ「そうだね。残念ながら何も覚えてないよ。」
子供「最近だって宇宙に行ったんだからね」
ママ「えっ!最近

子供「宇宙船の中に寝たまま連れて行ってるんだよ、でも起こそうとするとさ、お兄ちゃんが邪魔するんだよ。
この間もさぁ、土星に連れて行こうと思ってこっそり一人で担いで行ったんだよ。そしたらね、入道みたいに大きくなったお兄ちゃんがとおせんぼうするだよ!まったくさぁ。意地が悪いというか何と言うかさぁ・・」

とブチブチ言う子供
ママ「でも何か起こしちゃいけない理由があるんだよ。きっと」
子供「この間なんかさ~。宇宙で私ママをかついでこっそり土星に行こうとしたらさ、お兄ちゃんが立ち塞がっててね。だから私目から赤いビームを出して攻撃したの。そしたらお兄ちゃんたらら目から赤いビームを出して仕返しをしてくるんだもんさぁ。嫌になっちゃうよ」と愚痴を言う子供
なっ、何だこのスケールの大きい兄弟喧嘩は
でも私は無理にするのは兎兄貴の本意ではないのだと思ったので・・・
ママ「お兄ちゃんが良いって言うまで待とうね」
子供「ううんでも・・・・見せてあげたいの」
ママ「ありがとう。でも待つよ」


この話しはこれで終えるつもりでした・・・所が・・・
何とこの話しには展開があったのでした・・・
その展開とは・・・

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